CINECHANが観た映画について

アクセスカウンタ

zoom RSS 14-092「ミスティック・アイズ」(イギリス)

<<   作成日時 : 2014/06/10 01:18   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

こうやって抱きしめて欲しいんだろう
 若い夫婦デイヴィッドとドーンは、デイヴィッドが少年時代を過ごした田舎町に引っ越してくる。
 静かな環境で早く赤ちゃんを授かりたいと願う2人だったが、そんな夫婦の前にデイヴィッドの弟ニックが現われる。帰還兵だというニックは心を病んでおり、問題行動を繰り返す。
 最初はそんな義弟を迷惑がっていたドーンだったが。(「allcinema」より)


 ベネディクト・カンバーバッチは「裏切りのサーカス」などに出演していたようだが、その名前をちゃんと認識したのは「スター・トレック イントゥ・ダークネス」に出ていた時からかな。

 TVドラマのおかげで、日本でも人気があったらしいのだが、それは全く知らなかったな。

 そのベネディクト・カンバーバッチ主演のサスペンス・ドラマ。


 少年時代を過ごした田舎町に引っ越してきたデイヴィッドとドーン夫妻の元に、デイヴィッドの弟ニックがやって来て、一緒に暮らし出す。

 しかし、ニックは帰還兵で、心を病んでおり、夜中に徘徊したり、突然叫び出したりする。
 そんなニックに最初は戸惑い、迷惑がっていたドーンであるが、彼の純粋な面を知ることで、気持ちが変わっていく。

 そして、ニックとドーンを見つめるデイヴィッドの視線には、どこか冷たいものが宿っている。


 ベネディクト・カンバーバッチ演じるデイヴィッドは、最初は良き夫、良き兄という雰囲気であったが、徐々に何を考えているのか判らないような、どこか冷めたものを見せる男。

 常軌を逸した行動をすることもあるニックであるが、その心には、逆に純粋なものがある。

 そんな二人の間にいるドーンの心も揺れ始め、三人の関係が危ういものとなっていく。

 
 最初はニックの常軌を逸した行動が、夫婦関係、友人たちの関係を壊していくのではないかと思ったが、そんな目に見えるものではなかったようである。

 
 ただ、三角関係を描いたドラマというわけではなく、彼らの背景にはどこか怪しげでミステリアスなものが漂っている。

 見ていても、普通の家族という様子で、どこにほころびが出てくるんだろう、という感じの展開であるが、兄弟の過去にまつわる話や、友人たちを巻き込んだ関係性というものが、いつ崩壊していってもおかしくない感じで、ちょっと気が気でない話である。

 クライマックスからラストにかけては、三人の関係が壊れていきそうになったところで、デイヴィッドがある決断をすることによって、何とか夫婦の関係を維持していこうとする。

 一番気になるのは、ニックの行方だろうな。
 もしかすると、デイヴィッドが、という気もする話の展開である。

 ハッキリとした事件というものを提示しない展開であるが、登場人物の裏に隠されたもの、特にデイヴィッドの裏に隠された狂気のようなものが印象深い。
 
 ミステリアスな雰囲気を漂わせたサスペンス・ドラマであるが、それは人々の裏に隠されたもののようである。

 雰囲気的に、やや退屈感も味わいそうになるが、興味深い話ではある作品だった。

/5

監督:ディクティナ・フード
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、クレア・フォイ、ショーン・エヴァンス
    ピーター・マクドナルド、シネイド・マシューズ、ジューン・ワトソン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
Wreckers [DVD] [Import]


Amazonアソシエイト by Wreckers [DVD] [Import] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
14-092「ミスティック・アイズ」(イギリス) CINECHANが観た映画について/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる