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zoom RSS 14-110「マージン・コール」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2014/06/29 00:24   >>

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売れば売るほど、職を失うことになる
 2008年、ニューヨーク・ウォール街にある投資銀行で、突然の大量解雇が発生。次々とスタッフが去っていく中、リスク管理部門の責任者エリックから「用心しろ」という言葉と共にUSBメモリを渡された部下のピーターは、そのデータを分析し、会社が大きな負債を抱えていることに気づく。
 上司のウィル、サムらに報告した結果、彼らは緊急役員会を招集。市場が混乱する前に、会社存続のため不良債権の処理を決断するのだが。(「allcinema」より)


 2008年に起こったウォール街の金融危機の引き金となった大手投資銀行の人物たちの姿を描いた金融サスペンス。

 会社名は出なかったと思うが、ある投資銀行で大量のリストラが断行される。

 残った社員がホッとしたのも束の間、解雇されたリスク管理部門の責任者が残したデータを分析したら、会社が大いなる危機にさらされていることが明らかになり、一般社員から上司、またその上司から役員たちが集まり、対策会議を開くことになる。


 危機の発覚から対策会議、そして翌日のトレーダーたちの取引までの24時間を描いた作品であったが、なかなか緊迫感のある展開であった。

 今ひとつ、データが会社に対して、どれ程の危機を表しているのかがよく判らなかったが、それを見た社員たち、上司たちの様子から、かなり危機的な状況であることは判る。

 そして、会社を救うためにどのような対処をすべきか、侃々諤々の議論が繰り広げられるが、彼らが下した決断というものが不良債権を売るというようなこと。

 それは市場の混乱を招き、会社の信用も失墜させる決断で、トレーダーたちの上司、サムは反対するが、役員たちは断固実行するよう命令する。

 自分たちの会社に対する考えや、それぞれの立場からの想いなどが交錯する展開。
 一応、CEOらしき男、ジョン・チュルドの決断は、世間的には正しい方法ではない、というような形で描かれ、それを反対する唯一の人物がサムという図式。

 先に書いたように、データに現れた危機や、不良債権の売りによる市場の混乱などが今ひとつ判りにくいところがあったのだが、要は会社の危機、更に市場の混乱、ウォール街の金融危機を招くことになるであろう決断を下す中で、一般社員から役員たちに至るまでの、それに対する想いをというものに焦点を当てた作品になっているようである。

 こういうことで、金融危機が起こり、一般人は苦しんでいくことになるんだな。

 展開としては、非常に緊迫感もあり、惹き込まれる作品だった。

 ケヴィン・スペイシーやポール・ベタニー、ジェレミー・アイアンズにデミ・ムーア、スタンリー・トゥッチと出演陣はなかなか豪華で渋い。

 データを分析した一般社員、ピーターを演じた役者。
 特徴的な顔立ちで、どこかで見たなと思ったら、JJ・エイブラムス版の「スター・トレック」シリーズでスポックを演じたザカリー・クイントだった。

/5

監督:J・C・チャンダー
出演:ケヴィン・スペイシー、ポール・ベタニー、ジェレミー・アイアンズ、ザカリー・クイント、サイモン・ベイカー
    デミ・ムーア、スタンリー・トゥッチ、ペン・バッジリー、メアリー・マクドネル、アーシフ・マンドヴィ
於:新宿シネマカリテ
マージン・コール [DVD]
アメイジングD.C.
2012-02-03


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マージン・コール
豪華な俳優陣、とりわけポール・ベタニーさん(好き)が出演しているので見てみました。世界を震撼させる大恐慌も、会議室に集まる少人数によってその引き金が引かれるんですね。大手投資会社が気付いた時にはすでに回復不能な状態へ…。 金融恐慌の話しだし、難しいだろうと思っていたのですが(勿論難しい問題なんかが含まれているのだろうけれど)知識のない私がみても、十分堪能できる作品になってました。 失態により2つの選択「破綻する」or「破綻しない代わりに恐慌を起こして大勢の不幸な人を作る」のどちらかを... ...続きを見る
いやいやえん
2014/06/29 12:37

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