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zoom RSS 14-100「清須会議」(日本)

<<   作成日時 : 2014/06/18 00:36   >>

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これは評定という名の戦だな
 天正10年(1582年)。天下統一を目前にした織田信長が、本能寺の変で命を落とす。長男の忠信も討ち死にし、にわかに織田家の後継争いが勃発する。
 筆頭家老・柴田勝家と明智討伐の功労者・羽柴秀吉が後見に名乗りを上げ、それぞれ三男の信孝と次男の信雄を推して激しく対立する。
 そんな中、2人が共に秘かな思いを寄せるお市様は、秀吉への恨みを晴らすべく勝家に加勢、一方の秀吉は軍師・黒田官兵衛を使って様々な奸計を巡らせていく。互いに一歩も引かぬまま、いよいよ決戦の清須会議へと臨む勝家と秀吉だったが。(「allcinema」より)


 「THE有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」の三谷幸喜監督の最新作。

 織田信長が本能寺の変にて明智光秀に討たれ、その後光秀も山崎の戦いで羽柴秀吉に討たれた後、織田家後継者を決める評定が清須で行われることとなる。

 秀吉と柴田勝家がそれぞれ後見人として名乗りを上げ、対立。
 それぞれが、自分たちに優位になるよう様々な策略を計っていく。

 時代劇であるが、戦いのシーンは冒頭だけで、あとは清須城内における、秀吉、勝家陣営が自分たちに優位になるよう、様々な人物に話を持ちかけるという展開。

 ちょっと現代的な話も入れながら、笑いを取っているが、基本的には「ステキな金縛り」と同様、笑いは抑え目であるが、随所に笑いを誘引させてはいる。

 しかし、それ以上に、秀吉と勝家が様々な人物に取り入って、自分たちにことが優位になるよう動く姿が興味深く、話の展開に惹き込まれる。

 大概の人が歴史を知っているだろうから、この会議の行く末は知っているのだろうが、それでもこの両者のどちらに軍配が上がるのか、気になる展開だったな。

 秀吉は黒田官兵衛と共に様々な策を講じていき、全てを計算づくで動いており、謀には長けている感じがする。

 一方勝家は、豪快崩落な感じはするが、駆け引きは苦手なようで、一応丹羽長秀が彼をサポートするような役柄にはなっている。

 計算高そうな秀吉に比べると、実直な勝家に肩入れしたくなるような感じである。

 しかし、歴史が苦手だという人も、それ程気にすることなく観られる作品ではないだろうか。

 この秀吉、勝家の対決の図式は、現代組織の中にもありそうなもので、それぞれが自分たちの陣営に引き込もうと、様々な駆け引きを弄する展開は、非常に面白かった。

 秀吉はどのように、この会議で自分優位となるように手を下したのか、なるほど、と感心するところもあった。
 一番の驚きは、丹羽長秀に対する接触と、丹羽長秀の決断だろうな。

 相変わらず三谷作品は豪華で多数の出演陣であるが、途中、西田敏行演じる更科六兵衛という男がワン・シーンだけ登場したのは、愛嬌あったな。
 実は出てきた時は、あの作作品の、と気付かなかったのだが。

 時代劇という、一見堅苦しそうな設定であるが、そこに笑いとユーモアを取り入れ、更に物語の展開も興味深く、なかなか面白い作品だった。

/5
 
監督:三谷幸喜
出演:役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、寺島進、でんでん、松山ケンイチ
    伊勢谷友介、鈴木京香、中谷美紀、剛力彩芽、坂東巳之助、阿南健治、市川しんぺー、染谷将太
    篠井英介、戸田恵子、梶原善、瀬戸カトリーヌ、近藤芳正、浅野和之、中村勘九郎、天海祐希、西田敏行
於:池袋シネマ・ロサ
清須会議 オリジナル・サウンドトラック
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2013-10-23
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清須会議
清洲会議(清須会議)とは、安土桃山時代の天正10年6月27日(1582年7月16日)に開かれた、織田氏の継嗣問題及び領地再分配に関する会議である。 天正10年に本能寺と二条城でそれぞれ亡くなった織田信長と嫡男・織田信忠。明智光秀は山崎の戦いで羽柴秀吉に討たれ、織田家後継者及び遺領の配分を決定することを目的に、尾張・清洲城で開催されたこの会議に出席したのは、織田家重鎮である柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興の4人(滝川一益は関東地方へ出陣中で欠席だったらしい)。 会議の結果は歴史上... ...続きを見る
いやいやえん
2014/06/18 08:57
清須会議
笑えて見応えあって面白かった。 ...続きを見る
だらだら無気力ブログ!
2014/06/18 22:54
「清須会議」 日本のクレイジーな人
本作は三谷幸喜さんが脚本・監督をする初の時代劇作品です。 戦国時代を舞台とする時 ...続きを見る
はらやんの映画徒然草
2014/06/21 07:36

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