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zoom RSS 14-070「ラスト・ワールド」(アメリカ・インドネシア)

<<   作成日時 : 2014/05/20 00:42   >>

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3日後に死ぬのなら、音楽を聴きたい
 ジャカルタのインターナショナル・スクール。卒業間近の学生20人が在籍する哲学のクラスで、鋭敏だがどこか謎めいた教師により、ある特別授業が行われることになった。
 それは、20人にはそれぞれ架空の人物設定が与えられ、核爆発による世界崩壊後、10人分の設備しか用意されていないシェルターに、この先人類が再び発展するために誰を入れるかを議論するというものだった。
 20人に与えられる職業は、有機栽培農家、構造工学者、不動産業者、大工、オペラ歌手、投資信託者、ハープ奏者、宇宙飛行士、科学者、電気技術者、ワイン競売人、整形外科医、家政婦、ファッションデザイナー、アイスクリーム屋、動物学者、心理療法士、軍人、アメリカ合衆国上院議員、詩人。
 職種をベースに、性格や宗教観、男女の性などが加味され、仮想終末世界での討論を進めるうち、生徒たちに次第に変化が現れる。
 仮説と現実の境界線があやふやになり、生存を賭けてグループが互いに背を向け合うなか、彼らの決断は致命的なものになっていく。(「KINENOTE」より)


 ポスター・ヴィジュアルなどを見ていると、生存者20人 シェルターの定員10人≠ネどという文句があったので、てっきり終末を迎えた世界で生き残った仲間たちが、シェルターに避難するため、騙し合い、殺し合いでもするようなサバイバル・サスペンスだと思っていた。

 一応、終末の世界を設定としているのだが、実はこれは、あるインターナショナル・スクールの哲学クラスで行われた仮想サバイバル討論会。

 実際は教室で論議を戦わせるようなものだが、映像的には、その仮想終末の世界での学生たちの姿も映し出している。


 それぞれに職業が与えられ、その職業、役割によって、人類存続のために誰を生き残らせるかということを話し合っていくのだが、仮想世界といえども、自分が生き残ることを主張し、選ばれないとなると、不満や絶望を表す。

 しかも、先生も一応参加しており、この役割が謎に包まれたもの。

 誰を生き残らせるかということ、そして選ばれた者たちのシェルターでの日々がどのように送られるのか。
 その行く末が、なかなか緊迫感あり、面白い展開で繰り広げられる。

 この仮想討論会を行わせる先生の意図というのも図りかねたが、何か悪意があるような感じで、ちょっと悪役っぽい存在だったな。

 仮想世界の話ということで、一度全員死亡しても、またやり直せるというところが、全くの絶望感を感じさせるものではなかったが、果たして誰を選べば、人類存続のためにいいのか。その答えが気になったな。

 でも、これって哲学に関わるものだったのかな。

 結局、論理などで考えるよりも、感情などで選んだ方がいいということで、生き残ることだけが幸せではない、というようなことを表しているような感じだったな。
 
 ちょっと論理的な答えを期待すると、肩透かしかもしれないな。

 最後の最後で、この討論会の目的が明らかになるが、結局さや当てだったということか。

 一風変わったサバイバル・ムービーで、その設定と展開は興味深い作品だった。


 出演者は若手俳優ばかりであったが、その中に、「ハリー・ポッター」シリーズでロンの姉ジニーを演じたボニー・ライトに、「スパイキッズ」シリーズで弟のジュニを演じたダリル・サバラなども出ていたな。

/5

監督:ジョン・ハドルズ
出演:ソフィー・ロウ、ジェームズ・ダーシー、リース・ウェイクフィールド、ボニー・ライト
    ダリル・サバラ、フレディ・ストーマ、ケイティ・フィンドレイ、エリン・モリアーティ、ジェイコブ・アーティスト
於:新宿シネマカリテ

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