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zoom RSS 13-376「謝罪の王様」(日本)

<<   作成日時 : 2014/03/01 12:20   >>

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わきげぼーぼーじゆうのめがみ 
 ヤクザな男の車相手に追突事故を起こしてしまった帰国子女の倉持典子。欧米の習慣が災いして、うまく謝罪できず泥沼に。
 そんな彼女が頼ったのは、“謝罪のプロ”を自任する東京謝罪センター所長、黒島譲だった。
 そして、黒島の見事な“謝罪”でどうにか窮地を脱した典子は、そのまま黒島のアシスタントとして働くハメに。
 やがて2人の前には、一筋縄ではいかない大小様々な難題を抱えた、ひと癖もふた癖もある依頼者たちが次々と現われるのだったが。(「allcinema」より)


 脚本・宮藤官九郎、監督・水田伸生、主演・阿部サダヲ、という「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」と同じメンバーで作り上げた、謝罪師という架空の仕事を生業としている男が様々な謝罪≠ニいう難問にぶつかりながら活躍するコメディ・エンターテインメント。

 先の3人の作品ということで、特に謝罪師、黒島譲を演じる阿部サダヲの演技は、相変わらずハイ・テンション。

 謝りたいけど、うまく謝れない、という依頼人たちの依頼に応えるため奔走するが、依頼人たちの対応への素早い黒島の突っ込みに結構笑わされる。

 「晩年の笠智衆か!」 
 判る人、どれぐらいいたんだろう。

 作品は、6つのエピソードから成っているもので、最初は、ヤクザな人に車をぶつけてしまい、更に上手く謝ることのできない井上真央演じる倉持典子のために、命を張った謝罪を敢行する黒島。

 その後、倉持典子は黒島のアシスタントとして働くことになる。

 それぞれのエピソードは、別のエピソードと少しつながりを見せており、それは人のつながりであったり、あるいはシーンでのつながりであったり。
 そういうつながりを見せるところは、ちょっと面白かった。

 癖のある依頼人たちの言動に、黒島のハイ・テンションな言動。
 細かいギャグには笑わせられるが、マンタン王国への謝罪のエピソードになってくると、ちょっとトーン・ダウンしたような感じとなって、話自体も今ひとつながら、笑いが然程無かったように感じたな。

 国の習慣の違いによる、ちょっとした行き違いなどは、確かによくあるような話ではある。

 土下座を越えた究極の謝罪。

 果たしてそれが何だったのかは、よく判らなかったが、本作での最後に究極な謝罪が登場。
 それが笑わせるものだったのかは、微妙。

 それを様々な人がすることによって、人が、国が救われるのだが、さすがに井上真央がやる姿は見せなかったな。

 細かい笑いとハイ・テンションで楽しませてくれる作品ではあったが、ちょっと話の流れとしては、トーン・ダウンしていき、微妙な気分で結末を迎える作品だった。

/5

監督:水田伸生
出演:阿部サダヲ、井上真央、竹野内豊、岡田将生、尾野真千子、荒川良々、濱田岳、松本利夫、高橋克実
    松雪泰子、川口春奈、鈴木伸之、小松和重、笠原秀幸、美波、真飛聖、柄本時生、野間口徹、六角精児
於:池袋HUMAX CINEMAS
映画「謝罪の王様」オリジナル・サウンドトラック
バップ
2013-09-25
音楽:三宅一徳


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