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zoom RSS 13-367「人類資金」(日本)

<<   作成日時 : 2014/02/20 00:51   >>

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世界の7割の人は、電話をかけたこともない 
 2014年。敗戦目前の日本軍が秘かに隠匿したとされる莫大な秘密資産“M資金”。亡き父と同じ道を歩む真舟雄一は、そんなM資金をエサに架空の融資話で詐欺を繰り返すヤリ手の詐欺師。
 ある日、謎の男Mが真舟に近づき、驚愕の依頼を持ちかける。それは、日米が共同で管理運営する極秘の“財団”によって運用されているM資金を盗み出してほしい、というもの。
 資金の時価総額は10兆円、しかも報酬は50億円。
 多額の報酬と、長年追い求めてきたM資金の秘密を知りたいとの思いから、この空前の詐欺計画に乗ることを決意する真舟だったが。(「allcinema」より)


 敗戦直前に旧日本軍が隠匿した財宝。
 それはM資金≠ニ言われているが、果たしてそれは本当に存在するのか。

 そんなM資金≠題材に、それに関わった男たちの運命を描いたサスペンス。

 てっきり、都市伝説にもなっているM資金≠見つけ出そうというトレジャー・ハンター的な話かと思っていたら、ちょっと違うようだった。

 M資金≠ヘ存在するという前提で、それを管理する財団から盗み出そうと試みる、詐欺師の男と、それを依頼する謎の男、そしてその腹心とも言える男が危険な目に遭い、世界規模の相手をする様を描いている。

 詐欺師である真舟という男の能力で、最初はロシアにある極東支部からM資金≠盗み出そうとする話で、サスペンス性も充分であったが、途中から話の向かう先が変わっていく。

 M資金≠盗み出すことを依頼する謎の男の腹心であり、真舟と行動を共にする石という男が、展開の中心となっていくようで、結局金融操作の中で、一握りの人間たちだけが富を手にするという世界に異議を唱えるような内容になっていく。

 サスペンス性のある話からヒューマン・ドラマ的に変化していき、正直後半の展開には肩透かしを喰らった気分だったな。

 ラストも結局、真舟たちが何かを仕掛けるというわけではなく、人々の感情に訴えて、強大な組織に対抗しようというような展開で、何とも曖昧なものだった。

 話の展開は結構世界規模で動いており、ニューヨークの国連でもロケを行っている。

 そんなワールド・ワイドな作品のためか、外国人俳優も出演。

 「オールド・ボーイ」「ミッドナイトFM」などのユ・ジテが、清算人と呼ばれる、要は殺し屋役で出演している。

 M資金≠管理する日本の財団に対し、実験を握っている投資銀行の謎のアメリカ人。
 最初は顔をハッキリ見せずに、誰なんだろう、と気になったが、「バッファロー’66」「テトロ 過去を殺した男」などのヴィンセント・ギャロだった。


 金融サスペンスと言うには、そのクライマックスに結末は、雰囲気違うかなという印象で、ちょっと残念な作品だったな。

/5

監督:阪本順治
出演:佐藤浩市、香取慎吾、森山未來、観月ありさ、石橋蓮司、豊川悦司、寺島進
    三浦誠巳、岸部一徳、オダギリジョー、ユ・ジテ、ヴィンセント・ギャロ、仲代達矢
於:池袋シネマ・ロサ

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「人類資金」 未来の可能性
福井晴敏さんが原作で、阪本順治監督というのは「亡国のイージス」以来でしょうか。 ...続きを見る
はらやんの映画徒然草
2014/06/25 17:14

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