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zoom RSS 13-366「凶悪」(日本)

<<   作成日時 : 2014/02/19 00:36   >>

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もう罪悪感は無い 
 ある日、スクープ雑誌『明潮24』に死刑囚の須藤純次から手紙が届く。それは、判決を受けた事件の他に、彼が関わった誰も知らない3つの殺人事件について告白するものだった。
 須藤曰く、彼が“先生”と呼ぶ首謀者の男が娑婆でのうのうと生きていることが許せず、雑誌で取り上げて追い詰めてほしいというのだった。
 最初は半信半疑だった記者の藤井修一。
 しかし取材を進めていく中で、次第に須藤の告発は本物に違いないとの確信が深まっていく藤井だったが。(「allcinema」より)


 日本アカデミー賞の作品賞にもノミネートされたサスペンス・ドラマ。

 ある雑誌の記者が、死刑囚からの告発により、彼が関わった誰も知らない事件の解明と、その首謀者だと主張される男を追い詰めていくストーリー。
 
 雑誌記者の藤井が事件を調査していく過程と、告発した死刑囚、須藤と、首謀者である先生≠ニ呼ばれた木村の凶行が並行して描かれる。

 途中、須藤と木村の日々の生活が延々と流されるところがあり、そこで二人が凶行に関わる様は、正に凄まじいものがある。

 人間ここまで凶悪になれるものか、というぐらいである。

 木村はそれ程激怒したり、キレたりするような男ではないが、人に危害を加える際には喜びを感じているようにも見える。

 須藤が盲目的に木村のことを慕って、言われたことに従ったり、鵜呑みにしたりというのが不思議で、ちょっと愚かだったな。

 事件にのめり込んでいく須藤も、狂気に近い感情を抱くようになっていく。

 須藤の告発の裏づけと、木村の首謀者としての罪を暴こうとする藤井の姿を描いているが、謎解きのサスペンスという風ではなく、須藤と木村の凶行を、ある意味淡々と描く、ドキュメント風な感じのする作品でもあったな。

 内容は相当なものであったが、エンターテインメントであるサスペンス・ドラマという感じではないので、スッキリしたり、共感したりするような作品でもなかったな。

 藤井ののめり込みによって、彼の家庭が崩壊しようか、という展開も興味深かった。

/5

監督:白石和彌
出演:山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、白川和子、吉村実子、小林且弥、斉藤悠
    米村亮太朗、松岡依都美、ジジ・ぶぅ、村岡希美、外波山文明、廣末哲万、九十九一、原扶貴子
於:テアトル新宿
凶悪 [DVD]
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2014-04-02


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人間誰もが凶悪になり得る怖い映画。 ...続きを見る
だらだら無気力ブログ!
2014/03/04 22:30
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人間はどこまで悪になれるのかとか考えていくときりがないですが、禍々しい悪というものはあるものです。 先生と呼ばれて、殺人の快楽と貧困ビジネスの利潤を両立させている木村、先生のために殺人・死体処理をしていた須藤とその舎弟たち。唯一、事件を追うあまり、自らの家庭の問題(認知症の母の介護)から目をそらす藤井の存在が、人間味があるというか。 実際にあった事のフィクションという事で、少々白々しく見えてしまうのも確かなのですが、藤井が木村の家の曇ったガラス窓をこすって中を覗くシーンから、回想のよ... ...続きを見る
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