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zoom RSS 13-365「42 世界を変えた男」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2014/02/18 00:21   >>

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怒りを抑える勇気を持て 
 1945年、ブルックリン・ドジャースのGMブランチ・リッキーは、一人の黒人選手と契約を交わす。その名はジャッキー・ロビンソン。
 当時、メジャーリーガーは白人だけの世界。リッキーのこの決断に対し、非難の嵐が巻き起こる。それでも下部リーグの3Aに出場し、逆境の中で実績を残していくジャッキー。
 そしてついに1947年、彼はドジャースの一員として、背番号42のユニフォームに袖を通し、メジャーのグラウンドに立つ。
 しかしそんな彼の前には、数々の差別的待遇や卑劣ないやがらせが当然のように待ち受けていた。
 チームメイトさえ味方してくれない過酷な状況の中、リッキーとの約束を守り、歯を食いしばって耐え忍び、プレーに集中するジャッキーだったが。(「allcinema」より)


 メジャーリーグ初の黒人選手としてその名を残すジャッキー・ロビンソン。

 4月15日はジャッキー・ロビンソン・デー≠ニ名付けられ、メジャーリーグの全選手が背番号42のユニフォームを身に着けプレイしている。

 あのイチローも背番号42のユニフォームを着ていたのを見たことあるな。

 背番号42は全球団を通じての永久欠番らしいが、ヤンキースのリベラは背番号42。
 永久欠番が決まった時に42番を付けていた選手は、そのまま42番を付けても構わないということだったらしい。

 2013年でリベラは引退したので、これにより42番を着けている選手はいなくなったらしい。

 
 そのように今では業績を讃えられているジャッキー・ロビンソンが、白人だけのメジャーリーグ球団に入団、選手として出場。
 様々な非難や嫌がらせなどを受けながらも耐え、やがて周囲から認められる選手となっていく様を描いた伝記ドラマ。

 まだまだ白人と有色人種では様々な差別があった中で、黒人選手としてブルックリン・ドジャースに入団することとなったジャッキー・ロビンソン。
 
 相手チームはロビンソンが出場するなら試合を拒否すると通知してきたり、果ては一緒にプレイすることを拒むチームメイトまでも現れたりする。

 ロビンソンに対する嫌がらせは球団に対するものであったり、個人的なものであったりする。

 しかし、そんな非難や嫌がらせの中でも、ロビンソンは黙々とプレイしていく。

 球団GMのブランチ・リッキーは、「怒りを抑えて、紳士的であれ。仕返しをしない勇気を持て」とロビンソンに語りかける。

 その言葉を胸に黙々とプレイするロビンソンであるが、クライマックス近くでその怒りをベンチ裏で爆発させるシーンがある。

 ここまでよく我慢できたものだなという感心と、そこまで我慢することの辛さというものを感じることができる。

 作品としては、やや盛り上がりに欠けるきらいがあるように思えるが、それはロビンソンが怒りを抑え込み、それを露わにしなかったことから、感情面が判りづらいところがあったのかも。

 ブランチ・リッキーがロビンソンを選手として出場させることにこだわった理由も、あまり前面には出てこなかったかな。

 ただ、これまで許されなかった場所に立ち、非難を受けながらも、自分を信じ、自分のいる場所の正しさを証明しようとする姿はちょっと胸打たれるし、怒りを抑えるということの大切さも教えてもらったような感じがする。

 もちろん、ただ不文律を破るためだけではなく、力もあり、成績を残したからこそ認められる選手になっていったということであろう。

 ドラマティックさは抑え気味ではあったが、野球、ベースボールの一つの歴史を観ることのできる面白さのある作品だった。

/5

監督:ブライアン・ヘルゲランド
出演:チャドウィック・ボーズマン、ハリソン・フォード、ニコール・ベハーリー、クリストファー・メローニ
    アンドレ・ホランド、ルーカス・ブラック、ハミッシュ・リンクレイター、ライアン・メリマン、ビクトリア・トーマス
於:新宿ピカデリー

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ついでにこちらにも。
ブライアン・ヘルゲランド監督って、監督としてはここまで素晴らしい作品はこれまで撮ってなかったのに、
この作品はすごく気に入りました!
アメリカは野球物はやっぱり国民的人気があるのでしょうね。外しません。
とらねこ
URL
2014/02/18 03:42
とらねこさん、コメントありがとうございます。

ブライアン・ヘルゲランド監督って、よく知らないです。
他何撮ってたんだろ。
もしかすると観た作品もあるかもしれませんが。

結構本作、皆の評価高いんですね。
やや感情面の表現が少なかったので、
ドラマとして今ひとつ入りきれなかったような感じがします。
CINECHAN
2014/02/20 01:00

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