CINECHANが観た映画について

アクセスカウンタ

zoom RSS 13-346「ムード・インディゴ うたかたの日々」(フランス)

<<   作成日時 : 2014/01/27 00:14   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 2

変わるのは物だ、人間じゃない 
 お金に不自由せず、働かずとも優雅に暮らす気ままでナイーヴな資産家コラン。
 ある日、無垢な魂を持つ美女クロエと出会い、一目で恋に落ちる。そのまま愛を育み結婚した2人。
 ところが、そんな幸せな日々は長くは続かなかった。
 ある日突然、クロエは肺に睡蓮の花が咲く奇病に冒されてしまったのだ。コランはクロエを救うべく奔走するが、高額な治療費のために彼の財産は底をついてしまう。
 そこで人生で初めて働き始めたコランだったが。(「allcinema」より)


 ボリス・ヴィアンの「うたかたの日々」は結構有名な人気の恋愛小説で、日本でもその原作を基にした映画が撮られたことがあるようだが、やっぱり原作自体は未読。

 その原作小説を、「恋愛睡眠のすすめ」「グリーン・ホーネット」のミシェル・ゴンドリー監督が映画化した作品。

 主演のコランを演じたのは「ロシアン・ドールズ」「ハートブレイカー」等のロマン・デュリス。
 ヒロイン、クロエを演じたのは「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」「ココ・アヴァン・シャネル」等のオドレイ・トトゥ。

 「最強のふたり」「アンタッチャブルズ」に出演のオマール・シーもコランの料理係兼友人、ニコラ役で出演している。

 働かなくても生きていけるほどの財産で自由に生きている青年コランがクロエという女性と恋に落ち、二人は結婚して幸せな日々を送るが、クロエが肺に睡蓮の花が咲くという奇病に冒されてしまう。

 クロエを助けるためにコランは奔走するが、高額の治療費のために財産は底をつき、働き始めるコランであるが、クロエは日々衰弱していき、それはコランだけでなく、友人たちの人生にも影響を与え始める。

 基本的には病に冒された女性のために奔走する男の愛を描いたロマンスであるが、結構内容的にはファンタジックな要素の強い作品である。

 肺に睡蓮の花が咲くという奇病自体、ファンタジー要素の強いものであるが、その他のシーンにもファンタジックな要素満載である。

 どうやら原作自体もファンタジックな要素が満載らしく、本作でも描かれていた、カクテルを作るピアノや恋人たちを運ぶ雲なども原作にあるものらしい。

 てっきりミシェル・ゴンドリー監督ということで、こういうファンタジー要素は、「恋愛睡眠のすすめ」にもあったので、監督自身のアイデアかと思っていた。

 しかし、全体的にあふれるくらいのファンタジー要素には、面白いものもあったが、ちょっと飽きる部分もあったかな。

 物語を紡いでいるような、タイプを目の前にする多くの人々の設定や、ダンスやスケートのシーンなどで足が伸びるというシーンは、今ひとつそんなに惹かれなかったな。

 ロマンスを基本とした話の中で、多くのファンタジー要素を取り込んで描いた作品だったが、そのファンタジー要素が強すぎるところに微妙な感じを受ける作品だった。

 同じ原作を映画化した作品として、1968年に製作され、日本では1995年に公開されたシャルル・ベルモン監督の「うたかたの日々」が面白かったので、こういうファンタジックな作品も嫌いではないのだが、どうしても比較してしまう部分があるので、微妙な感じになってしまったのかな。 

/5

監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ、オマール・シー、ガッド・エルマレ、アイサ・マイガ、シャルロット・ルボン
    サッシャ・ブルド、フィリップ・トレトン、ヴァンサン・ロティエ、ロラン・ラフィット、ナターシャ・レニエ
於:新宿武蔵野館

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜
人生は泡のよう。消えないうちに、愛して。 ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ主演。ミシェル・ゴンドリー作品らしい、ファンタジックな作品でした。 難病ものではあるのですが、この監督の手にかかるとラストはキュートに終わるのでは、といった甘い考えは打ち砕かれ、世界は無邪気さと色を失い無残な姿へと変わっていきます。現実がそうであるかのように。 2人の幸せな時がふわふわなだけ、それが顕著に対比となって現れています。 幻想的なイメージが炸裂し、独創的でファンタジックな小物たち。カクテルピアノ... ...続きを見る
いやいやえん
2014/04/04 09:59

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは♪
ものすっごくお久しぶりです。
CINECHANさん、最近どうしてるかなあなんて、たまに見に来ていたのですが
コメント残すのはものすごく久しぶりになっちゃいました。
去年、映画館でばったりとなひょうさんにお会いしたんですよ
『オン・ザ・ロード』の時でした。

この作品、結構好きで去年のベストに入れたんです
CINECHANさんは最近はDVDでご覧になってるんですね。
とらねこ
URL
2014/02/10 17:13
とらねこさん、コメントありがとうございます。
もの凄く久し振りですね。
こちらこそご無沙汰してしまってます。

となひょうさん、懐かしいですね。

この作品は、どうもファンタジックすぎて
自分には今ひとつだったかな、
という感じがします。
記事中にも書きましたが、
ボリス・ヴィアンの原作作品としては
’68年に製作された
「うたかたの日々」が良かったです。
CINECHAN
2014/02/12 00:24

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
13-346「ムード・インディゴ うたかたの日々」(フランス) CINECHANが観た映画について/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる