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zoom RSS 13-331「ブランカニエベス」(スペイン・フランス)

<<   作成日時 : 2014/01/12 01:23   >>

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過去を振り返るのは、去りゆく風を追いかけるようなもの 
 1920年代のスペイン。天才闘牛士アントニオはある時、アクシデントに見舞われ、荒れ狂う牛に体を貫かれて瀕死の重傷を負う。それを観戦していた妻はショックで産気づき、娘カルメンを生むと同時に亡くなる。
 一方、全身不随となったアントニオは、不幸にも恐るべき悪女エンカルナと再婚してしまう。はたして継母となったエンカルナは好き放題を繰り返し、カルメンにも手ひどく虐げるのだった。
 やがて美しく成長したカルメンは継母によって命を狙われ、死にかけたところを小人闘牛士団の一行に救われる。カルメンは“ブランカニエベス(白雪姫)”と名付けられ、彼らと共に巡業の旅へ出ることに。
 そして、いつしか女闘牛士として人気者になっていくブランカニエベスだったが。(「allcinema」より)


 ブランカニエベス≠ニはどういう意味だろう、と思っていたら、スペイン語で白雪姫≠ニいうことだった。

 「白雪姫」の話をモチーフにしたファンタジー・ドラマである。

 スペインらしく、白雪姫となるカルメンの父親は闘牛士であり、娘のカルメンも闘牛士となる。
 更に何度もフラメンコが踊られるシーンが登場する。

 そして、全編モノクロのサイレント・ムービー。
 音楽は常に流れているが、台詞は「アーティスト」と同じように、かつてのサイレント・ムービーを模して、字幕で表されるだけである。

 天才闘牛士アントニオは事故で全身不随の重傷を負い、時を同じくして妻は娘を出産した後亡くなってしまう。

 アントニオはエンカルナという女性と再婚するが、彼女はやりたい放題で勝手気ままに過ごし、アントニオの世話もそこそこ。

 祖母に預けられていた娘のカルメンも、祖母の死によってエンカルナの下に引き取られるが、エンカルナは彼女を使用人のようにこき使う。

 そして時が経ち、全てを手に入れようとするエンカルナは、アントニオ、更にカルメンの命まで狙うようになる。

 魔法などが出てくるわけではないが、モノクロ・サイレントの効用もあってか、ダークなファンタジーという雰囲気に仕上がっている。

 命を狙われたカルメンは瀕死のところを、小人の闘牛士一団に救われ、彼らと共に旅をするうちに闘牛士の娘としての才能が開花し、人気の闘牛士となる。

 カルメンは白雪姫≠ニして知られた闘牛士となるが、何故かな、と思ったが、小人たちと一緒にいたからということなんだろうな。

 そして命を狙われた時のショックか衝撃でカルメンは記憶を失くしてしまうが、それでも小人たちと仲良く暮らしていく。

 果たして、カルメンは記憶を取り戻して、エンカルナに対し、敵討ちをするのか。

 クライマックスは白雪姫の大きな競技場での闘牛シーンというところになる。

 ここでエンカルナが毒リンゴを用意して、カルメンに近づこうとする。

 全体的にダークなファンタジーの雰囲気が漂った作品で、モノクロ・サイレントという設定と、白雪姫を闘牛士に置き換えた話も面白い作品だった。

 最後は、どのようにエンカルナに仕返しをするのだろう、と思っていたが、エンカルナに対しては、ある意味溜飲下げる展開であったが、意外な結末という感じだったな。

 何とも切ない雰囲気のまま物語は終わっていく。
 
 この結末も作品の雰囲気に合ったものかな、という感じはするな。

/5

監督パブロ・ベルヘル
出演:マリベル・ベルドゥ、ダニエル・ヒメネス・カチョ、アンヘラ・モリーナ
    マカレナ・ガルシア、ソフィア・オリア、ペレ・ポンセ、ホセ・マリア・ポウ、インマ・クエスタ
於:新宿武蔵野館
Blancanieves
Wea Spain
2013-11-19
Various Artists


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ブランカニエベス
【概略】 天才闘牛士の娘・カルメンは、邪悪な継母に虐げられて幼少期を過ごす。ある日、継母に命を奪われそうになった彼女は小人たちに救われ、見世物巡業の旅に出る。 ダーク・ファンタジー ...続きを見る
いやいやえん
2014/09/09 08:48
ブランカ二エベス
いやあ〜〜〜別にホラー、ファンタジー好きの友人に勧められたって訳でもないのにDVDパッケージの妖しいオーラにやられて手にとったのが運の尽き これ、これ、まさしく「トラウマレベル」の作品だわよ〜〜〜〜!!!! 「ブランカ二エベス」はスペイン語で「白雪姫」って… ...続きを見る
映画に耽溺
2015/03/18 15:57

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