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zoom RSS 13-314「イップ・マン 最終章」(香港)

<<   作成日時 : 2013/12/26 01:50   >>

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正しいことはできなくとも、人を傷つけるな 
 裕福な家庭に育ち、家族と共に平穏な生活を送っていたイップ・マンだったが、日中戦争が勃発すると、日本軍に家を接収され、困窮を強いられる。
 終戦後、今度は国共内戦が始まり、1949年、イップ・マンは生活費を稼ぐために妻子を残して単身、香港へと渡る。そして労働組合のビルの屋上を間借りし、地元の庶民に詠春拳を教え始めるイップ・マン。中国に残してきた妻もたびたび香港を訪れては、夫婦水入らずの幸せな時間を過ごした。
 ところが1951年、中国と香港で国境管制が実施され、愛する妻との面会が叶わなくなる。10年後、妻がこの世を去り、その死に目に会えなかったイップ・マンは、ショックから精神を病んでしまう。
 その後、かねてからの知人でもあるクラブ歌手ジェニーの存在に心癒され、徐々に立ち直っていくイップ・マンだったが。(「allcinema」より)


 ブルース・リーの師匠で、詠春拳の達人であるイップ・マン。

 これまで「イップ・マン 葉問」「イップ・マン 序章」「イップ・マン 誕生」と彼に関する作品が作られてきたが、いよいよそのイップ・マンの晩年期の姿を描いたのが本作。

 前2作と特に繋がりも無く製作された「イップ・マン 誕生」のハーマン・ヤウが監督で、イップ・マンを演じるのは「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」「やがて哀しき復讐者」のアンソニー・ウォン。

 穏やかな感じで、しかし信念を持って詠春拳を教えるイップ・マンを演じていた。

 日中戦争終戦後、香港へとやって来たイップ・マンが、地元の人々に詠春拳を教えながら、妻とも穏やかに暮らし、幸せな時間を送っていたが、香港と中国の間の境界線が閉ざされ、妻とも会えなくなり、やがて失意の日々を送る。

 イップ・マンの晩年の失意と苦悩の日々が描かれている。

 妻の死に目にも会えず、失意の日々を送っていたイップ・マンの元に、かつて絡まれていたところを助けたクラブ歌手のジェニーが足しげく通い始める。

 この二人の関係が不思議なもので、恋愛に発展する感じでもなく、しかし、お互いが惹かれ合っているような感じで、何か爽やかなものさえ感じさせる。

 そんなジェニーに反発するのが、弟子たち、特に女性の弟子たち。
 師父と同時に師母の存在というのも、弟子たちにとっては大きなものなんだな。

 これまで何かと外国勢と闘うことの多かったイップ・マンであるが、本作では当時犯罪の温床である九龍城を牛耳るボスたちとの対決となる。

 弟子たちが危機に陥り、イップ・マンが彼らを救うために立ち上がる。

 クライマックスの展開は、なかなか緊迫感もあり、見応えがあった。

 そんなクライマックス以外にも見応えあるアクション・シーンも多かったが、何と言っても、イップ・マンのライバルであり、理解者でもある白鶴派の宗師役がエリック・ツァンで、二人が手合わせするシーンは、ちょっと「インファナル・アフェア」を思い出させてくれる。

 「イップ・マン 誕生」にも出演していた、イップ・マンの実子、イップ・チュンが本作にも出ていたらしいし、サモ・ハンの息子ティミー・ハンも出ていたようだが、誰がそうなのかはよく判らなかったな。

 これまでの3作でもそうだったが、イップ・マンという人物像が非常に好感持てるもので、武術家からイメージするものとは違う感じがするが、存外これこそ真の武術家の姿なのかもしれないな。

 物語の展開も、人物像も惹かれる作品であった。

/5

監督:ハーマン・ヤウ
出演:アンソニー・ウォン、ジリアン・チョン、ジョーダン・チャン、エリック・ツァン、ホン・ヤンヤン
    ケン・ロー、アニタ・ユン、イップ・チュン、チュウ・チュウチュウ、ティミー・ハン、マーヴェル・チョウ
於:新宿武蔵野館

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