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zoom RSS 13-299「スーサイド・ショップ」(フランス・ベルギー・カナダ)

<<   作成日時 : 2013/12/11 01:32   >>

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お客さまの死こそ当店の喜び 
 不景気で誰もが絶望に囚われた灰色の街。この街で唯一繁盛しているのは老舗の“自殺用品専門店”。どんな自殺の方法にも対応できる豊富な品揃えと、必ず成功する高品質が自慢だった。
 そんな店を切り盛りするのは主人のミシマはじめ全員が超ネガティブ思考のトゥヴァシュ一家。
 ところが誕生したばかりの末っ子アランは、なぜか天真爛漫な超ポジティブ思考に育つのだった。
 やがてアランは、店の商品を細工して次々と自殺できない道具に変えてしまう。おかげで“自殺用品専門店”は、初めての経営危機に陥るのだが。(「allcinema」より)


 「髪結いの亭主」「親密すぎるうちあけ話」のパトリス・ルコント監督が初めてアニメーションに挑戦したという作品。

 フランスではベストセラーになっているという「自殺用品専門店」を原作に、ミュージカル風のファンタジー・アニメに仕立て上げられている。
 3D作品でもあるらしいが、2Dでの鑑賞。

 生きる意欲も希望も見出せない人々が住む町で、唯一明るく繁盛している店が、ミシマが主人として経営する自殺用品専門店。

 ミシマをはじめ、妻のルクレス、長女のマリリン、長男のヴァンサン全員がクスリと笑ったこともないという。

 そんな家族が経営する店には、様々な自殺用品が揃っていて、しかも日々商品を求める人が訪れる。

 ところが、そんな一家に明るく無邪気な赤ちゃん、アランが産まれたことで、徐々に家族にも店にも変化が訪れてくる。

 自殺を取り扱った作品、ストーリーということで、かなりブラックな内容ではあったが、ユーモア満載の作品でもあった。
 
 アランが、家族たちの様子、自殺用品を売ることに疑問を持ち、家族たちの気持ちを変えようと奮闘する姿も描かれ、最終的には生きることへの希望、喜び。そして家族への愛を謳ったような話になっている。

 そんなストーリーをカラフルな色合いの画で表しており、CGアニメとはまた違うような味わいがある。

 個人的には、この色合いや人物の画、そしてマリリンのちょっとセクシーなシーンなどを見ていると、手塚治虫が脚本を手がけたアニメ「千夜一夜物語」を思い出さずにはいられなかったな。

 さすがに大笑いというわけにはいかないが、何となく面白みのある内容の作品だった。

 結構こんなことしていいのか、と思う行動を登場人物は取ったりするのだが、父ミシマがまだ子供のアランにタバコを勧めるというシーンがあり、こんなシーンをある団体が見たら大騒ぎだろうなと思ってしまう。
 否、これは犯罪に近いか。

 やたらと日本刀での切腹自殺を薦めるミシマ。
 珍しい名前だなと思っていたら、登場人物は全て、実在する自殺した有名人の名前を付けているということだったらしく、なるほどミシマは三島由紀夫から取ったんだな。

 そうすると、マリリンはマリリン・モンロー。

 ルクレス、アラン、ヴァンサンは誰なんだろう。

/5

監督:パトリス・ルコント
声の出演:ベルナール・アラヌ、イザベル・スパド、ケイシー・モッテ・クライン、イザベル・ジアニ、ロラン・ジャンドロン
於:ヒューマントラストシネマ有楽町

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タイトル (本文) ブログ名/日時
スーサイド・ショップ
タッチとかは良かったかな。 ...続きを見る
だらだら無気力ブログ!
2013/12/16 01:19
スーサイド・ショップ
街全体を覆う霧のような薄暗い陰鬱さのなか、次々と死んでいく自殺者たち。この街は絶望に支配されている。この街の一角に、生きる希望を失った人々で賑わう店があった。老舗の自殺用品専門店だ。 この設定だけで面白く、売っているものの数々が、また非常にいい味をだしている。そんな暗くはびこる灰色の街で、一人の少年が生まれた。店の次男アランである。元気いっぱいポジティブ思考。両親のネガティブ教育は意味を成さず、店の自殺用品を次々と自殺できない商品に変えてしまう! ...続きを見る
いやいやえん
2014/01/15 08:28

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