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zoom RSS 13-258「ヒッチコック」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2013/11/04 01:27   >>

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君がいないと何も出来ない 
 1959年。新作「北北西に進路を取れ」が評判となる中、さっそく次回作へ向け誰もが驚く映画の企画探しを開始したヒッチコック。
 やがて、実在の殺人鬼エド・ゲインをモデルにした小説『サイコ』に心奪われ、映画化を決意する。
 しかし、優秀な映画編集者にして脚本家でもある妻アルマはこの企画に懐疑的。案の定、その陰惨な内容に映画会社は二の足を踏み、出資を拒否する。それでも諦めないヒッチコックは、ついに自宅を担保に自己資金での製作に乗り出す。
 そんな夫の熱意の前に、アルマもこれまで同様のサポートをしていくが。(「allcinema」より)


 「ハンニバル」等のアンソニー・ホプキンスが特殊メイクを施して、アルフレッド・ヒッチコックに扮した伝記ドラマ。

 顔かたちも体型もすっかり変えて、アンソニー・ホプキンスとは全く判らぬ変身振りを披露している。
 そして、ヒッチコックの妻、アルマを演じたのは、「クィーン」のヘレン・ミレン。

 イギリスを代表する役者の共演であるが、作品自体はアメリカ製作のようである。

 話はヒッチコックが「北北西に進路を取れ」で評判を得た後、新作製作にあたり、次なる題材を「サイコ」とするが、あまりにも凄惨な内容に映画会社も製作に二の足を踏む中、自らの私財を投じて製作にあたるヒッチコックの奮闘と、それを支えるアルマの姿が描かれている。

 今ではサスペンスの金字塔≠ニも言われている「サイコ」であるが、その製作にあたっては、困難を極めたんだな。

 よく知っている作品の製作状況を描いているので、そのあたりは結構興味深かったりする。

 当時はやっぱり凄惨な内容というものは、かなり敬遠されたものだったんだな。
 映倫のうるささもかなりのものである。

 そんな映画制作の困難と共に、妻アルマとの関係もギクシャクしたものとなり、夫婦の危機も描いている。

 ヒッチコックの映画製作に対する執念というものも描かれるが、ちょっと彼の精神にも異常かもしれないと思われる部分があったのかな。

 金髪女優に惹かれるというのはまだしも、壁に穴を開けており、そこから女優の着替えを覗くという行動、更にそんな女性たちに暴力をふるうというところにも惹かれるものがあったのかな。

 「サイコ」で有名なシャワーでの女性殺人シーンでは自らナイフをふるう役をしていた。

 アルマは、女優にご執心のヒッチコックに愛想を尽かしたのか、脚本家の男性と仲睦まじくなっていく。

 果たして、ヒッチコックは「サイコ」を作り上げることができ、更にアルマとの仲も修復できるのか。

 基本的には実在の人物の話で、「サイコ」が成功に導かれるということは判っているのだが、その製作に関しては、様々な難問を乗り越えながら、最後には成功を手にするという部分は、ちょっと達成感を感じるものがあるな。
 
 アルマのことはあまりよく知らなかったが、彼女がいたからこそヒッチコックも名作と呼ばれるものを作り出せることができたようだ。

 名作の製作過程と、ヒッチコックとアルマの愛憎を描いて、なかなか興味深い作品だった。

 ラストにヒッチコックの肩にカラスがとまるというシーンは洒落ていたな。

/5

監督:サーシャ・ガヴァシ
出演:アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン、スカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・ビール、ダニー・ヒューストン
    ジェームズ・ダーシー、トニ・コレット、マイケル・スタールバーグ、マイケル・ウィンコット、リチャード・ポートナウ
    カートウッド・スミス、ラルフ・マッチオ、カイ・レノックス、タラ・サマーズ、ウォレス・ランガム、カリー・グレアム
於:TOHOシネマズ シャンテ

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ヒッチコック
彼の人となりが分かって結構面白かった。 ...続きを見る
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2013/11/05 00:14

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