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zoom RSS 13-284「横道世之介」(日本)

<<   作成日時 : 2013/11/29 01:53   >>

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あいつを知ってるだけで、一つ得した気分になる 
 長崎の港町で生まれ育った横道世之介、18歳。
 この春、大学進学のために上京。少々お人好し過ぎるものの、明るく素直な性格で周囲の人々を魅了していく。
 そんな世之介は、入学式で出会った倉持一平や同級生の加藤雄介らと友情を育む一方、年上の女性・片瀬千春に片思いをしたり、あるいはお嬢様の与謝野祥子との間に淡い恋が芽生えたりと大学ライフを謳歌していくのだが。(「allcinema」より)


 上京したてらしい一人の青年が登場するシーンから始まる。
 その男が、主人公である横道世之介であるが、ちょうどそこで、新発売のキスミント≠宣伝するイベント。

 法政大学に入学した世之介の学生生活を映し出していくのだが、懐かしいものが時折登場して、どうも世之介とは同世代だということが判る。

 そんな懐かしさもあるのだが、この世之介自身が、何とも変わっているというか、変人というわけではないのだが、その言動がちょっとおかしくて、笑わせられることが多い。

 人懐っこいと言えばそうだし、図々しいという感じもあるのだが、そこに嫌味というものがない。

 入学式で出会った倉持一平や阿久津唯、講義で知り合いだと勘違いされ、それから親しくなった加藤雄介。

 そして、ちょっと年上で、世之介が憧れる女性、片瀬千春など、そんな世之介が学生時代に出逢った人々との出来事が描かれ、更にその十数年後の彼らの様子も描かれる。

 そしてガールフレンドとなる与謝野祥子との出来事。

 この祥子がお嬢様であるが、かなり世間ずれしているような女性で、彼女の言動も突拍子無かったり、おかしかったり。

 そしてこの祥子と世之介の二人の様子は、ほのぼのしているし、おかしくもある。

 お互いの実家へと遊びにいった時のシーンもおかしかったし、何か暖かいものも感じたな。

 祥子の家、あるいは怪我をした祥子が手当てを受ける病院で、二人が話している時に側にいるお手伝いさんの反応には笑わせてもらった。

 世之介が大学生活を送っている間に関わった人々の十数年後の様子が差し挟まれ、ふとしたことで世之介のことを思い出し、ちょっと心を和ませる。

 十数年後の世之介はどうなったんだろう、と思いながら、大学生の世之介の様子を見ていくのだが、片瀬千春の十数年後のシーンになった時に、世之介に起こった出来事を知らされることになる。

 ふとしたこと、あるいは何かしらのきっかけで、懐かしい日々を思い返したりすることがあるが、本作も懐かしい日々を思い返したときに、世之介という印象的な人物と一緒だったという楽しさのようなものが思い出されるのだろう。

 祥子との恋模様を中心に、世之介が大学生活で関わる人々との日々を描くだけのストーリーという感じではあったが、世之介のキャラもあって、ユーモアあふれる話になっている。

 学生時代を思い出させる、懐かしい気持ちもあるが、どこか心和ませる雰囲気もあり、最後まで飽きることのなかった作品である。

 高良健吾と吉高由里子が演じた、ちょっと変わった感じのカップル、世之介と祥子が非常に印象的であった。

/5

監督:沖田修一
出演:高良健吾、吉高由里子、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛、きたろう、余貴美子
    朝倉あき、黒川芽以、柄本佑、佐津川愛美、堀内敬子、大水洋介、田中こなつ
    江口のりこ、眞島秀和、ムロツヨシ、黒田大輔、渋川清彦、広岡由里子、井浦新、國村隼
於:シネ・リーブル池袋

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