CINECHANが観た映画について

アクセスカウンタ

zoom RSS 13-277「RETURN(ハードバージョン)」(日本)

<<   作成日時 : 2013/11/22 01:59   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

はじき出された俺たちが一緒になれば、家族になれるんじゃないか 
 平凡なサラリーマン古葉完治は、借金の取り立てにきた御殿川組の若社長をはずみで殺害してしまい、海外に逃亡する。
 10年後、南米のカジノで働く完治は、雇い主のボスから狭土萬正という日本人を1週間以内に暗殺するよう命じられ、仕方なく震災後の日本に帰国。
 さっそく狭土の愛人・伽羅に近づき、狭土の情報収集に乗り出す。
 しかし、そんな完治の帰国を聞きつけた御殿川組では、若社長の復讐に燃える凶暴な三姉妹“御殿川シスターズ”が動き出す。(「allcinema」より)


 震災後の日本のアンダーグラウンドを舞台にして描かれたバイオレンス・アクション。

 元々はスマホ用の配信のために製作されたドラマだったようで、それを劇場用に再編集したのが本作。
 そんなわけで「ハードバージョン」ということ。

 椎名桔平演じる古葉は、平凡なサラリーマンであったが、借金の取立てにやって来た御殿川組の若社長とその手下を殺して南米に逃亡。

 10年後、南米のカジノで働いていた古葉に、日本に戻り、ある男を殺害するよう命令される。
 10日以内に仕事を果たさなければ、国際指名手配されることになり、早速10年ぶりに日本へ戻った古葉であるが、それを聞きつけた御殿川の三姉妹が復讐のため古葉の命を狙い始める。

 話の内容からすると、ハードなバイオレンス・アクションという感じがするが、意外と全体的に穏やかな、ユーモアあふれる雰囲気で物語が綴られる。

 その一番の要因は、椎名桔平が演じた古葉だろうな。

 冒頭ではおどおどした感じの男であったが、10年後の彼はすっかり落ち着き、どんなことにも慌てず対処する男に変わっていた。

 しかも冷徹という感じではなく、穏やかで、声を荒げるようなこともしないが、いざという時は鮮やかなナイフ捌きと素早い動きで相手を殺す。

 しかも、霊感もあるのか。

 そんな古葉と行動を共にすることになるのが、水川あさみ演じる伽羅と、山本裕典演じるウノ。

 標的が経営する会社で働く二人と共に、標的に近づいていく工程は、ちょっとしたロード・ムービーだった。

 途中で3人が行う、変なチャップリン・ゲーム≠フシーンがやたらに長かったのが気になったが、これが3人が距離詰めるシーンにもなっていたかな。

 そして、土屋アンナ演じる丸を含む御殿川シスターズのきれっぷりなどが、ハードではあったが、これまたユーモラスというか、笑いを誘う3人の言動であった。

 果たして古葉が、依頼どおりに相手を殺すことができるのか、そして御殿川シスターズの追跡を逃れることができるのか、というところが展開の興味。

 ラストは、御殿川シスターズと、古葉、そして古葉に共鳴した伽羅、ウノとの対決、銃撃戦ということになるが、結末は本当に思いもしなかったもの。

 拍子抜けな感じもするし、まあ一応のハッピー・エンドということで良かったかな、とも思う、複雑な結末だったな。

 ハードなシーンもあり、ユーモアもありと、色々な要素を含んだバイオレンスで、面白い作品ではあったと思う。

/5

監督:原田眞人
出演:椎名桔平、水川あさみ、山本裕典、キムラ緑子、赤間麻里子
    堀部圭亮、山路和弘、でんでん、田中泯、高嶋政宏、土屋アンナ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷画像

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
13-277「RETURN(ハードバージョン)」(日本) CINECHANが観た映画について/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる