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zoom RSS 13-274「トゥ・ザ・ワンダー」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2013/11/19 01:35   >>

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永遠と思った時間は無かった 
 フランスの観光名所モンサンミシェル。アメリカ人のニールとフランス人のマリーナは恋に落ち、2人は永遠の愛を確信する。
 その後マリーナの連れ子とともに3人でアメリカへ渡り、オクラホマの小さな町での生活が始まる。
 だが、いつしか2人の間に少しずつすれ違いが生まれ、マリーナは神父のクインターナに悩みを打ち明ける。しかしクインターナ自身も信仰が揺らぎ、苦悩を深める。
 やがてマリーナはフランスへと戻り、ニールは幼なじみのジェーンとの愛に孤独を癒されていくが。(「allcinema」より)


 「天国の日々」「ツリー・オブ・ライフ」のテレンス・マリック監督の最新作。

 「ツリー・オブ・ライフ」を観て、結構辛かった思いが残っているので、本作も同じような雰囲気の作品だろうなとは思っていたのだが、「アルゴ」のベン・アフレック、「オブリビオン」のオルガ・キュリレンコが主演ということで、ちょっと気になり、鑑賞することに。

 「007 スカイフォール」のハビエル・バルデムに「パッション」のレイチェル・マクアダムスも出演。

 ベン・アフレック演じるニールとオルガ・キュリレンコ演じるマリーナの数年にわたる愛の軌跡をつむいだ作品。

 やっぱり思ったとおりの作品で、ニールとマリーナが愛し合う姿から、諍いを起こす姿、そして最後にある決断を下す姿が描かれるのだが、全くといっていい程会話は無し。

 それぞれが、抱える心情を独白するように語るシーンが延々と続いていく。

 そこには相手に対する愛情の深さを湛え、どれだけ自分が愛情を感じているか、あるいは逆にその愛情が薄れていったことを感じる悲しさや辛さを語っている。

 またハビエル・バルデム演じるクインターナ牧師は、何かを、あるいは誰かを捜し求め、自らの信仰の揺らぎを吐露している。

 一応、ニールとマリーナの間には転機となる幾つかの出来事があり、その出来事によって、二人の仲が縮まったり、あるいは離れていったりする様は描かれている。

 もしかするとクインターナ牧師が捜し求めているのはマリーナではないかと思ったが、二人が顔を合わせるシーンもあり、そうではなかったな。

 こんなほとんど独白ばかりのような作品ではあるが、テレンス・マリック監督らしい叙情感あふれるものは感じさせてくれる。

 独白の雰囲気もそうだが、冒頭にニールとマリーナが出逢う、フランスのモンサンミシェルの風景や、二人が暮らし始めるオクラホマの風景など、映像でも詩情あふれるものとなっている。

 音楽もクラシックを起用して荘厳な雰囲気を感じさせる。

 その雰囲気に浸ることもできるが、眠気を誘うものとも言えるかな。

 愛というものを問う内容の作品で、詩情感あふれる作品だったが、やっぱりテレンス・マリック監督の作品は苦手だな、ということを再認識した作品でもあるな。

/5

監督:テレンス・マリック
出演:ベン・アフレック、オルガ・キュリレンコ、レイチェル・マクアダムス、ハビエル・バルデム
    ロミーナ・モンデロ、チャールズ・ベイカー、マーシャル・ベル、タチアナ・シラン、トニー・オーガンズ
於:TOHOシネマズ シャンテ

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トゥ・ザ・ワンダー
永遠を誓った、愛は色褪せて行く。流れる風景を切り取っていくような映像は、記憶となりやがて永遠に生き続ける。 哲学的な語りとツギハギ映像美によって詩のようになった作品で、愛とは何か、永遠とは何かを問い続ける。 モンサンミシェルで出会い深く愛しあったニールとマリーナ。だがアメリカ・オクラホマで生活を始めたふたりの幸せな時間は長く続かなかった。マリーナへの情熱を失い、幼なじみのジェーンに心奪われるニール。そして、彼との関係に苦悩するマリーナはクインターナ神父のもとを訪れるが…。 愛による... ...続きを見る
いやいやえん
2014/04/24 09:24

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