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zoom RSS 13-266「不毛会議」(日本)

<<   作成日時 : 2013/11/11 01:37   >>

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どこへ向かっているんだ、我々は 
 某戦争中の某国。嵐のような天候のなか、山本龍之介、古河、徳川、綱吉少尉、鬼頭、新村の6人は、新たな決意のもと某所に集まっていた。
 かつての自分たちの分隊長であり殉職した荒畑中尉の四十九日に極秘に集まった彼らは、行き詰まりを見せる戦況を打破し、荒畑中尉の仇を討つため、特別部隊を結成する会議を始める。
 しかし、1つの出来事をきっかけに彼らの結束に亀裂が入る。
 そこに荒畑中尉の妻・タマミが現れ、物語は思わぬ方向へ向かっていく。(「KINENOTE」より)


 設定としては、どこかの国が、どこかの国を相手に戦争を行っている最中の出来事という作品。
 まあどう考えても舞台は日本で、戦争の相手はアメリカなんだろうと登場人物の言葉の端々で判るのだが。

 そんな戦争中に、自分たちの分隊長で、殉職した中尉の四十九日に集まった6人の兵士が、戦況打破と中尉の仇討のために特別部隊を結成しようと集まる。

 しかし、彼らの思いは一つにならず、話が侃々諤々としている間に、事態は思わぬ方向へと向かっていく。

 物語はある屋敷で行われる会議の様子を描く、ワン・シチュエーションで展開されていく。

 この作品、舞台劇もあるようで、確かにワン・シチュエーションで繰り広げられる物語は、舞台にも合った話だな、という感じがする。

 特別部隊を結成するにあたり、皆の意見をとるため、無記名で賛否を問う。

 誰もが、満場一致で賛成だと思っていた矢先、反対の意見が一票。

 そこから誰彼無くお互いが疑いだし、そのうちに彼らが隠していた秘密までが暴露されていく。

 ただ話のやり取りだけではなく、ちょっと笑いや驚かせの要素も入って、展開は興味深かったが、やや話の行き着く先が不透明な作品ではあった。

 集まった6人の他に、中尉の妻も現れて、話は更にややこしくなっていくが、更に加えて、思わぬ人物も闖入してくる。

 母国のため、戦死した中尉のために、特別部隊として相手国に捨て身の戦いを挑もうとする彼らであるが、その心中にはそれぞれに抱える悩みや恐れなどもあったりする。

 そしてやっぱり根底にあるのは、戦争反対ということになるのかな。

 6人のうちの1人である、石黒英雄演じる山本龍之介のエピソードが一番キーになっており、最後に訪れる出来事も皮肉なものになっていたな。

 ワン・シチュエーションで繰り広げられる話で、一種の会話劇とも言える本作。

 やや話の行き着く先の見えにくい展開ではあったが、面白い作品ではあった。

/5

監督:なるせゆうせい
出演:石黒英雄、柄本時生、井戸田潤、浜尾京介、宮下雄也、玉城裕規、浅見れいな、渡辺大輔
於:渋谷UPLINK X画像

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