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zoom RSS 13-252「アブダクティ」(日本)

<<   作成日時 : 2013/11/01 01:06   >>

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唯一生き残れるのは、適応能力のある者である 
 ある日、冴えない中年男・千葉厚志は、身に覚えのない密室で目を覚ます。そこはどうやらコンテナの中で、どこかへ運ばれているらしい。
 やがて千葉と同じように拉致された被害者が他にもたくさんいることが分かってくる。
 コンテナの壁越しに他の被害者と会話をして情報を得ようとするものの、一向に犯人像もその目的も分からず、不安と恐怖ばかりが募っていく千葉だったが。(「allcinema」より)


 温水洋一演じる千葉厚志という男が、手足を縛られ、顔には袋を被せられた状態で、コンテナに閉じ込められているシーンから物語は始まる。

 果たして何故彼は拉致されたのか、そして一体誰が彼を閉じ込めたのか、身に覚えのない出来事に何とか対処しようとするシチュエーション・スリラー。

 温水洋一の主演作は「伊藤の話」以来だな。

 作品の95%は、コンテナの中で展開され、温水洋一の一人芝居が繰り広げられる。

 電話で話したり、コンテナ越しに他の人々と話したりするシーンもあるので、純粋な一人芝居というわけではないが、映し出されるのは千葉一人である。

 千葉は、家族にも捨てられ、借金まみれで、仕事もしなくなったダメ男という設定で、コンテナに閉じ込められ、最初はダメっぷりを存分に見せ付ける。

 そのあたりの温水洋一の演技は、地ではないかと思うぐらいに体現されていたな。

 コンテナの中で、何故こんなことをされるのか探りながら、何とか脱出方法を探す千葉。

 途中から、同じようにコンテナの中に拉致された人々と会話をするシーンがあるが、当然姿は見えないので、本当に同じように拉致されているのか、ちょっと疑わしくもある。

 彼らと話しているうちに、拉致されているという人々との共通点も発見され、更に別れた妻と娘も同じように拉致されているのではないかと千葉は考える。

 何故千葉は拉致され、閉じ込められているのか。誰が千葉を拉致したのか。そして千葉は脱出できるのか。

 話の展開は興味深かったが、クライマックスから結末は、ちょっと予測できなかった展開だったな。

 コンテナの中にある謎の石や、千葉の携わっていた職業から、少しはそういうことも考えたが、まさかそんな風になるとは。
 
 シチュエーション・スリラーからそんな風な結末だと、がっかりしてしまう人も出てくるかも。

 エンド・ロールで本作の監督が「MEATBALL MACHINE ミートボールマシン」「デッドボール DEAD BALL」の山口雄大だと知って、なるほど、と思うところもあるが。

 一つのシチュエーションで、温水洋一がかなりダメっぷりを見せてくれて、設定といい、興味惹かれる作品ではあった。
 
 クライマックスはまさかの展開ではあるが、全体的には、よく引っ張ってくれた作品だったと思う。

/5

監督:山口雄大
出演:温水洋一、麻亜里、仁科貴、播田美保、正木佐和、清水智史
    田中敬司、長島すみれ、椿かおり、犬塚征男、ジジ・ぶぅ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
アブダクティ (TO文庫)
ティー・オーエンタテインメント
牧野圭祐


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