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zoom RSS 13-190「コンプライアンス 服従の心理」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2013/09/07 01:36   >>

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私は正しいと思ったことをしただけ 
 たくさんのお客でごった返す週末のファストフード・バーガー・チェーン店。そこへ警官を名乗る男から1本の電話が入る。男は女性店長のサンドラに対し、女性店員に窃盗の疑いが掛けられていると驚きの事実を告げる。
 容姿の特徴からベッキーと判断し、彼女をスタッフルームへと呼び出すサンドラ。ベッキーは身に覚えがないと必死に無実を訴えるが、電話の男はサンドラに次々と指示を出し、ベッキーを徹底的に調べ上げていく。
 一方サンドラは若干の違和感を抱きながらも、男の言葉を信じて従順にその指示を実行していくのだったが。(「allcinema」より)


 2004年、アメリカのとある大手ファストフード店で起こった事件を基に作られたサスペンス・ドラマ。

 警察官と名乗る男からファストフード店に電話が入り、女性従業員に窃盗の疑いがかかっており、代わりに身体検査をしてほしいと言う。

 店長のサンドラは電話の相手に違和感を抱きながらも、命令されたとおりに女性従業員ベッキーの服を脱がせ、身体検査を行うが、それらしいものは発見できなかった。

 しかし、そこから警察官だと名乗る男は、サンドラや他の従業員たちに、信じ難いことを指示してくる。


 一種の「オレオレ詐欺」のような話であるが、警察官だという男は、サンドラたち対し、普通警察がそんな指示はしてこないだろう、と思われることをベッキーに行うよう命令してくる。

 客観的に見ている身としては、ちょっと考えればおかしいと思うだろう、と思うのだが、従業員、特にサンドラは確かめるまでもなく、電話の主の言うことを受け入れていく。

 サンドラは店長という立場もあり、問題を大袈裟にしたくないという気持ちに、店が忙しいということもあり、命令されることを受け入れていくようだった。

 ある程度の地位にいる人間というのは、会社、あるいは警察組織というものに従順になってしまうものなんだろうか。

 疑われたベッキーは服を脱がされ、事務所に閉じ込められた状況となり、それを監視する人間が必要ということで、サンドラは他の女性店員ばかりでなく、男性店員、更に店に関係がない恋人などを当たらせたりする。

 服従の心理が働いているとはいえ、これはちょっとモラルを外れていると感じるし、更にその恋人が電話の男に命令されたとおりのことを行うというのは、かなり信じ難いことだったな。

 かなり不快な気分で観ていることになる作品ではあるが、いったいこの状況がいつまで続き、どこで男の嘘が判るのだろうという興味は沸いたな。

 最後にサンドラは、「私は正しいと思ったことをしただけ」と言うが、ちょっと考えれば判るような気もするんだが、服従の心理というのはそういうものなんだろうか。

 ちなみに実際の事件では、女性従業員はファストフード会社を訴え、その賠償額は6億円だったということらしい。

 観ていて、あまり気分のいい話ではなかったが、興味深いし、考えさせられる作品だったな。

/5

監督:クレイグ・ゾベル
出演:アン・ダウド、ドリーマ・ウォーカー、パット・ヒーリー、ビル・キャンプ
於:新宿シネマカリテ

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