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zoom RSS 13-051「のぼうの城」(日本)

<<   作成日時 : 2013/05/03 19:16   >>

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人の世の習わしとはそんなものなのか 
 天下統一を目前にした豊臣秀吉は、最後の敵となった北条勢への総攻撃に乗り出す。包囲された小田原城を残し、支城が次々と陥落していく中、周囲を湖に囲まれ“浮き城”の異名を持つ“忍城”にも危機が迫る。
 ところが、小田原城の援軍に向かった城主・成田氏長に代わって城を任された従弟の長親は、のんびり屋で何を考えているか分からず、武将としての器も到底あるようには見えなかった。
 しかしなぜか領民からは慕われ、“でくのぼう”が由来の“のぼう様”という嘲笑と親しみが入り交じるアダ名で呼ばれていた。
 そんな長親に対し、秀吉の命を受けた石田三成が総勢2万の大軍を率いて開城を迫ってきた。
 忍城に残る500の軍勢では太刀打ちできるわけもなく、長親に秘かな想いを寄せる城主の娘・甲斐姫や、長親の幼なじみで歴戦の猛者・丹波はじめ、誰もが開城を受け入れるものと思っていたが。(「allcinema」より)

 
 二万人の兵の豊臣軍に対して、たった五百人で戦いを挑む、のぼう様≠アと成田長親を城代とする忍城の篭城戦を描いた時代劇アクション。

 たった五百人で二万人に対抗するという設定が、非常に興味を惹く話である。

 元々は2011年の9月に公開予定であったが、東日本大震災のため約1年間上映を延期した模様。
 何が影響したのかな、と思っていたが、作中に秀吉得意の水責めのシーンが二度ほどあり、それが結構津波を思わせるシーンだったりするので、それも納得。

 天下統一目前の豊臣秀吉は、最後の敵方となる北条勢に対し総攻撃を繰り出し、忍城に対しても石田三成率いる二万の軍勢が押し寄せる。

 小田原城の援軍に向かった成田氏長に代わって城主に任命された長親は、のんびり屋で領民からは慕われていたが、武将としての器があるようには見えない人物。

 裏で色々策略があったものの、長親は豊臣軍と戦うことを決意し、長親の下、歴戦の猛者、丹波や豪傑、和泉らと共に、作戦を練り、戦いに挑む。

 四方を湖に囲まれ、浮き城≠ニも呼ばれる忍城の地形を活用しながら、豊臣軍が攻め入ろうとするところを様々な戦略で阻止する合戦シーンは見応えがあった。

 しかし、そういう合戦シーンは、戦いの序盤だけであったな。

 三成が水責めを決行することにしてからは、そんなに動きもなく、どちらかと言えば、結構じりじりとする展開が続く。

 皆が慕い、それ故共に戦うことにした農民たちも、徐々に迫り来る水の脅威に、疲労もピークに達する中、長親は大きな賭けに出る。

 長親は、確かに武将としての才は今ひとつだったかもしれないが、人を魅了する男であり、それ故に最後の賭けの顛末も利いたようである。

 豊臣軍の将である石田三成と長親との対比も面白いところだったな。

 個人的には、もっと知力を尽くした攻防戦を見たいところもあったが、長親という男の魅力と面白さが作品の一つの魅力となっていたんだろうな。

 豊臣秀吉や石田三成が出てくるので当たり前だったかもしれないが、この戦いは一応実際にあった戦いを基にして作られているようで、現在にも残るその痕跡がラストに紹介されたりする。

 長親を演じたのは「陰陽師」で安倍晴明を演じた野村萬斎。
 安倍晴明とは全く正反対の性格の役柄ではあったが、のぼう様の魅力をよく表していた感じ。

 最後の賭けのシーンは、さすがに野村萬斎を起用しただけはあったな。
 ちょっと長かった感じはしたが。

 戦いのシーンを期待すると、ちょっと物足りなさを感じるのだが、のぼう様という人物像も一つの魅力となる作品だったと思う。

/5

監督:犬童一心
出演:野村萬斎、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔、山田孝之、平岳大、佐藤浩市
    市村正親、西村雅彦、平泉成、夏八木勲、中原丈雄、鈴木保奈美、前田吟
    中尾明慶、尾野真千子、芦田愛菜、ピエール瀧、和田聡宏、ちすん、米原幸佑、中村靖日
於:角川シネマ有楽町
映画 のぼうの城 オリジナル・サウンドトラック
SMD itaku (music)
2012-10-31
上野耕路


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のぼうの城
期待どおり楽しめた作品で、キャスティングがイイ! ...続きを見る
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2013/05/04 01:29
【映画】のぼうの城
<のぼうの城 を観てきました> ...続きを見る
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2013/05/06 10:11
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これ劇場で見たかった作品でした。だって戦国時代でしょ、しかも忍城攻め。原作は弟がもっていたのですが、わざと未読。それでもキャスティングはどうかと思いましたよ、案の定でしたが。 忍(おし)城の攻防戦を描いた作品で、対するは石田三成率いる2万の大軍。史実をだいぶアレンジしているようですが、エンタメ時代劇ですしまあいいでしょう。面白かったですもん。 ...続きを見る
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映画:のぼうの城
 “戦いまする”という台詞が印象的。歴史物は苦手なので躊躇していたのですが、評判もいいし見に行くことに。そんなわけで今回の記事はのぼうの城です。 ...続きを見る
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2013/05/07 21:55

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