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zoom RSS 13-044「その夜の侍」(日本)

<<   作成日時 : 2013/04/29 13:03   >>

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平凡で必死になって作り上げていくもの 
 小さな町工場を営む中村健一は、5年前にひき逃げで最愛の妻を失って以来、妻との思い出に囚われて絶望と孤独の日々を生きていた。
 一方、2年の服役を終えて出所したひき逃げ犯の木島宏は、相も変わらぬ傍若無人な振る舞いで反省とは無縁の生活を送っていた。
 そんな木島のもとに、“復讐決行日”までをカウントダウンする匿名の脅迫状が届くようになるのだが。(「allcinema」より)


 堺雅人と山田孝之が共演したサスペンス・ドラマ。

 堺雅人演じる中村は、5年前に妻をひき逃げで失って以来虚無的な日々を送っている。

 一方ひき逃げ犯の、山田孝之演じる木島は、2年の服役を終え出所したが、相変わらず傍若無人な振る舞いを見せ、反省の色など全く見せる素振りもなかった。

 そんな木島の下に、復讐決行日≠カウントダウンする脅迫状のようなものが毎日届くようになる。

 それを出したのは木島だということはすぐに判り、木島は自らが経営する工場の仕事もそこそこに、日々木島の行動を探るように尾行する。

 物語は、5年前に起こったひき逃げを再現しながら、現在の中村と木島が送る日々を映し出す。

 中村は、何モノにも興味を示さず、ただ生きているだけのような日々を送り、妻が最後に残した留守電の録音を何百回となく繰り返し聞いている。

 木島は暴虐無人ぶりを発揮し、人を殺める寸前までの激しい行動を見せる。

 そんな木島と付き合っている、綾野剛演じる小林や、田口トモロヲ演じる星は、彼のやっていることから逃れたがっているが、怖さもあり、なかなか逃げることができない。

 周囲の人間を困らせている男が木島であるが、逆に周囲の気遣いも全く利かない中村も、周囲の人間を困らせている男だったのかもしれないな。

 周囲の人間も痛みを感じているのだが、それを全く気付かない中村と木島。

 いよいよ復讐決行日≠ニなるのが、妻の5回目の命日となる雨の夜。

 果たして中村の復讐は決行されるのか、それとも木島の返り討ちにあってしまうのか。
 興味深いクライマックスだったが、展開は意外な方向へと向かっていく。

 物語の展開からすると、この結末はスッキリしないと感じる部分もあるが、ある意味中村が、妻の死と木島の呪縛から解放された瞬間だったのかもしれないと、取ることも出来る。

 エンターテインメント性からいうと、ちょっと物足りないものを感じるが、全体的な作品の雰囲気、流れからすると、そこに希望が見出されたような終わりだったのかな。

 個人的には、もっとサスペンス要素の強さを期待したので、やや肩透かしのような感じもしたが、それまでの木島の行動は、結末以上のサスペンス、バイオレンス性があったので、それはそれで満足だったかな。

 ただ、木島に対しては全く共感は抱けないし、人として認められるような部分は皆無な男だったな。

 演技派の堺雅人と山田孝之のそれぞれの演技には見応えを感じる作品ではあった。

/5

監督:赤堀雅秋
出演:堺雅人、山田孝之、綾野剛、谷村美月、高橋努、山田キヌヲ、でんでん、木南晴夏
    三谷昇、坂井真紀、安藤サクラ、田口トモロヲ、新井浩文、峯村リエ、黒田大輔、小林勝也
於:渋谷ユーロスペース
映画「その夜の侍」オリジナル・サウンドトラック
aten recordings
2012-10-31
窪田ミナ


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