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zoom RSS 13-041「大魔術師Xのダブル・トリック」(香港)

<<   作成日時 : 2013/04/28 21:47   >>

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奇術は人に夢を見させるだけだ 
 民国時代1920年頃の北京、天橋。
 街を牛耳る軍閥の雷大牛は、心を開かない第七夫人の柳蔭に手を焼いていた。
 その頃、巷では天才的マジシャン張賢の華麗なマジックが人々を魅了していた。やがて張賢は雷の屋敷に招かれることに。
 ところが、それは張賢の仕組んだ罠だった。彼の真の目的は、幽閉された師匠との再会、そして柳蔭を奪い返すこと。
 柳蔭は張賢のかつての恋人だったのだ。(「allcinema」より)


 マジックをネタとした作品としては「プレステージ」「幻影師アイゼンハイム」などがあり、あとジャンル的には違ってくるが、「血の魔術師」というのもあったな。

 本作は1920年代の中華民国を舞台として、軍閥が覇権を争う中、一人の天才マジシャンの大勝負を描くアクション・エンターテインメント。

 トニー・レオン演じるマジシャンの張賢が北京にやって来て、その華麗なマジックの腕前で名を馳せていく。

 その噂を聞きつけて、街を牛耳る軍閥の雷大牛は、張賢を屋敷へと招待する。

 実は張賢は、打倒軍閥から雷大牛の誘拐を目論む組織と手を組んでいたが、彼自身は雷大牛の第七夫人であり、かつての恋人である柳蔭の奪回を目論んでいた。

 しかし、話はそう簡単にはいかず、いつしか張賢と雷大牛の間に友情らしき関係が芽生えてき、全く自分の愛を受け入れてくれない第七夫人の柳蔭について張賢に相談したりする。
 一応それなりにアドバイスする張賢が、いつ復讐を実行するのか気になった。

 ラウ・チンワン演じる雷大牛は、どこか憎めない子供っぽい雰囲気も見せるのだが、怒ると歯止めが利かなくなってしまうところもあり、敵役らしくもあり、敵ではないような感じも醸し出している。

 更に清朝復活を目論む残党や、いかにもな、謎の日本人組織なども絡んできて、物語は一筋縄ではいかなくなってくる。

 ちょっとドタバタ感のある展開であったが、先が読めない話で面白くはあった。

 雷大牛の誘拐を最初の目的としていた張賢が、どのような決断をし、どのようにマジックを駆使して終止符を打つのか。
 そしてジョウ・シュン演じる柳蔭を、張賢は無事取り戻せるのか。
 雷大牛を含めた三角関係らしきものの成り行きも興味深かった。

 マジックの特訓を重ねたというトニー・レオン、張賢が披露するマジックは、確かに現実的な、ちゃんとネタやトリックがしっかりしたものもあれば、ちょっと幻影的な、CG使っているんじゃないかと思わせるマジックもある。

 ただ、最終的に仕掛けたマジックについては、物語のクライマックスなので、かなり驚かせるものではないだろうか、とちょっと期待したのだが、期待ほどのものではなかったかな。

 まあ、雰囲気的にはコミカルな要素も強く、更にマジックのみならず、香港映画らしいアクションも見せてくれており、エンターテインメントとしては充分楽しめる作品だったと思う。

/5

監督:イー・トンシン
出演:トニー・レオン、ラウ・チンワン、ジョウ・シュン、ラム・シュー、澤田拳也
    ダニエル・ウー、チョン・プイ、アレックス・フォン、ツイ・ハーク、ヴィンセント・コク
於:シネマート六本木
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タイトル (本文) ブログ名/日時
大魔術師Xのダブル・トリック
ジョウ・シュンが超綺麗。 ...続きを見る
だらだら無気力ブログ!
2013/04/30 01:02
大魔術師“X"のダブル・トリック
トニー・レオン主演。ジョウ・シュンさん相変わらず可愛い。 主人公がマジシャンということなので、大なり小なり奇抜な種がちらほらと。雷大牛が憎めないキャラなので、なんだかコミカルな展開に。なにせ寵愛する無理やり第七夫人にしたヒロイン柳蔭に愛を受け入れてもらえないため、マジックをみせてご機嫌取りをしようってなもんだ。 しかし、この呼んだ評判の魔術師が実は柳蔭の恋人だった張賢。魔術の師匠の娘で許嫁だったのだ。海外修行中に彼女は無理やり連れられていったという設定。柳蔭はその柔軟な体で華麗なカン... ...続きを見る
いやいやえん
2013/06/30 08:41
映画評「大魔術師“X”のダブル・トリック」
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