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zoom RSS 12-365「アイアン・スカイ」(フィンランド・ドイツ・オーストラリア)

<<   作成日時 : 2013/02/15 01:48   >>

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ナチスが月の裏側から攻めてくる 
 2018年、再選を目指すアメリカ大統領の人気取り政策によって月面へと送り込まれた黒人モデルのワシントン。
 しかし彼がそこで見たものは、月へと逃亡したナチスの残党によって築かれた第四帝国の秘密基地だった。彼らは着々と軍備を増強し、地球侵略の機会を窺っていた。
 そんな彼らに捕らえられ、月面ナチス軍のガイド役を務めさせられるワシントンだったが。(「allcinema」より)

アイアン・スカイ - goo 映画

 第二次世界大戦後、月へと逃れたナチス・ドイツが第四帝国を築き、やがて復讐のために地球へ侵略を開始するという奇想天外なSFアクション・コメディ。

 資金不足で製作がピンチになった時、この作品の完成を待望するファンからカンパが集められ、完成にこぎつけたという逸話があるらしい。

 初めて月に到着した黒人ジェームズ・ワシントンが、ナチの制服を着た者に拉致され、強引に白人化され、地球侵略のガイド役にさせられる。

 ワシントンの白人化は、どう見ても白粉を顔につけているだけにしか見えなかったが、とりあえず周囲からは白人と見なされていたようだ。

 ワシントンと共に地球へ先乗りしたリヒターとアドラーは、ちょうど選挙戦の最中であったアメリカ大統領の広報役となる。

 当初の目的を忘れ、地球の生活を満喫しているように見えた二人であるが、総統が地球へやって来て事態は急転、月からナチスの大軍が飛来し、地球を攻撃、地球も多国籍軍で迎え撃つ宇宙戦争となる。

 一応コメディと謳っているが、大笑いするというよりは、皮肉を利かせた内容となっており、ところどころクスリとさせられる感じであった。

 月での子供たちへの教育で、「チャップリンの独裁者」を大幅カットで見せており、地球でそのノーカット版を鑑賞してショックを受けるリヒターの姿も興味深い。

 終盤までは、そういう皮肉を随所に散りばめながら進んでいくが、クライマックスのナチス軍の地球襲撃が始まると、SFアクションへとなだれ込んでいく。

 鍵十字のマークを付けた飛行船が大挙襲来してくるシーンは、結構壮大な映像で、異星人が地球を襲撃するという「アベンジャーズ」「バトルシップ」等のSFアクションにも負けない映像だったな。

 飛行船や、月面基地の構造が、ちょっとレトロチックなのも面白かった。

 月からナチスが攻めてくるという設定であったが、そのナチスをエイリアンから置き換えた地球侵略の物語である。

 そんな中で、徐々にナチス信奉から考えが変わってくるリヒターや、総統の座を狙って地球侵略を邁進するアドラー、そして月に居るナチス軍の存在を何とか地球の人々に知らしめようとするワシントンの奮闘する姿が描かれる。

 ちょっと時代錯誤的なナチス軍というのも面白く、なかなか楽しめる一本であった。

 リヒターを演じたユリア・ディーツェは知らなかったが、綺麗な女優だったな。

/5

監督:ティモ・ヴオレンソラ
出演:ユリア・ディーツェ、ゲッツ・オットー、クリストファー・カービー、ウド・キア
    ペータ・サージェント、ステファニー・ポール、ティロ・プリュックナー、マイケル・カノン
於:新宿武蔵野館
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