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zoom RSS 12-316「アーティスト」(フランス)

<<   作成日時 : 2013/01/02 18:34   >>

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大衆は声を聴きたがっている
 1927年、ハリウッド。サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティンは、彼に憧れる女優の卵ペピーと出会い、自身の主演作でエキストラの役を手にした彼女に優しくアドバイスをおくる。
 そんな中、時代はセリフのあるトーキー映画へと大きく変わっていく。しかしジョージは、自分は芸術家だと主張してサイレント映画に固執、瞬く間にスターの座から滑り落ちることに。
 そんなジョージとは対照的に、時代の波に乗ってスターの階段を駆け上っていくペピーだったが。(「allcinema」より)

アーティスト - goo 映画

 2012年度のアカデミー作品賞を獲得した作品。
 他に監督賞や主演男優賞など全部で5部門を獲得している。

 作品賞で対抗馬だった「ヒューゴの不思議な発明」が映画黎明期すスポットを当てるような作品だったのに対し、本作はハリウッドの黄金期、サイレント映画を題材にした作品。

 かつてのサイレント映画と同じく、人物の台詞はなく、演技と表情で感情を表していくのだが、これがなかなか素晴らしかった。

 ストーリー自体は、王道のラブ・ロマンスだったかな。

 サイレント映画のスターであったジョージ・ヴァレンタインが、ある日一人の女優志望であるベビー・ミラーと出逢い、彼女をエキストラとして出演させる。

 やがてベビーはどんどんと役を獲得し、ついにヒロイン役にまで上り詰め、スターとなっていく。

 折りしもトーキー映画が採用され、サイレント映画にこだわるジョージは、やがてその名声を失いつつ、自らの殻に閉じこもってしまうようになる。

 それをずっと見つめ続けたのが、ベビーであった。

 台詞がなく、時折字幕があるのだが、その字幕も全ての声を拾ったものではないような感じ。

 感情を演技や表情だけで表すのだが、怒り、笑い、喜び、憧れなど、全ての感情が判りやすかったな。

 かつてのサイレント映画という手法が、逆に新鮮な感じを受けるところがあるが、多分演出も演技も良かったんだろうな。

 それとストーリーが、これまた判りやすく、難解でもないラブ・ロマンスというのも良かったかな。

 本作では、ジョージの愛犬を演じたタレント犬アギーも話題となっていたようだが、確かに愛らしく、演技も見事だった。

 ラストのタップ・ダンスのシーンも楽しめるものである。

/5

監督:ミシェル・アザナヴィシウス
出演:ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ミッシー・パイル
    ペネロープ・アン・ミラー、ベス・グラント、ジョエル・マーレイ、エド・ローター、ビッツィー・トゥロック
於:シネ・リーブル池袋
Artist
Sony Classics
2012-01-17
Soundtrack


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第84回アカデミー作品賞受賞作品です。 サイレント映画からトーキー映画に移行する ...続きを見る
はらやんの映画徒然草
2013/02/03 19:56

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