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zoom RSS 12-240「メゾン ある娼館の記憶」(フランス)

<<   作成日時 : 2012/10/28 00:49   >>

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私たちが燃えなければ、夜は暗闇 
 20世紀初頭、華やぐパリ。高級娼館‘アポロニド’の女たちは、毎夜美しく着飾り、男たちの欲望を満たす。
 しかし、美しく華やかな表舞台とは裏腹に、娼館の日常は女たちの孤独、苦悩、不安、痛みが渦巻いている。
 娼館一の美人だったが、客の男に騙され、顔に酷い傷を負ったマドレーヌ。自分の常客に本気で恋をし、いつか彼が娼館から連れ出してからくれることを信じるジュリー。
 若いときから12年もの間娼館で働き、先が見えないレア。美しく華やかな世界に憧れてやってきた16歳の新人ポーリーン。
 そして、女たちに金を貸し、彼女らを決して手放さない家主マリー・フランス。
 しかし、娼館と女たちを取り巻く状況が次第に変わっていき、閉館を余儀なくされるが。(「作品資料」より)

メゾン ある娼館の記憶 - goo 映画

 「コネクション マフィアたちの法廷」に続いて未体験ゾーンの映画たち2012で鑑賞。

 ヒューマントラストシネマ渋谷で特集上映された未体験ゾーンの映画たち2012≠ヘ、これで全17作品コンプリートだな。

 20世紀の初頭のパリを舞台に、高級娼館アポロニド≠ナ働く女性たちの、華やかな姿と、その裏の日常生活での苦悩などを描き出す、エロティック・ドラマというところだろうか。

 冒頭、娼館一の美人だったと言われていたマドレーヌが、客の男に騙され、顔に深い傷を負って、表舞台から裏方の仕事へと退く。

 最初にそんな事件が起こるので、この先、この娼館でどんなことが起こるのだろうと、と思わせたが、以後はほとんど日常を描くだけの展開だった感じだな。

 きらびやかなドレスを着飾る女性たちであるが、日常では様々な悩みを抱えている。

 いつか、馴染みの客が、自分をここから連れ出してくれる、と信じている女性。
 若い頃から働き、人生の先が見えなくなってくる女性。

 そして、病気になってしまう女性。

 そんな女性たちの悲しみや葛藤を描いているのだが、話の動き自体は少なめで、少々眠りに落ちそうな雰囲気の作品だったかな。

 アート的な雰囲気で描いている作品だから、きらびやかなドレスを着た女性たちなどは、美しく描き出している感じ。

 そして、客たちが女性たちと戯れるシーンでは、人形プレイなど、ちょっと変わったシーンも映し出される。

 もう仕事をしていないマドレーヌに対し、笑う女性≠ニ呼んで、屋敷に呼んだりする上流階級の人々がいたが、そのシーンが、どうも「スリーピング・ビューティ 禁断の悦び」の給仕のシーンを思い出させる雰囲気のものだったが、やっぱり倒錯的だったな。

 娼館は、どこか男たちのサロンのようになっていて、控え室みたいな部屋では女性たちも、客の男性たちも、酒を飲んだりして、会話を交わしている。

 気に入った女性、あるいはなじみの女性をその後個室へ連れていったりするが、今夜はパス、ということで、そのまま帰ったりする客もいたりする。

 金を持っている男たちの娯楽社交場だな。

 時代の波に押され、閉館を余儀なくされる娼館。
 果たして女性たちの運命、行く末はどうなるのだろうか。

 アート的な要素の強い作品で、少々苦手の部類の作品だったな。

 もっと着地地点の判りやすい展開なら良かったのだが。

/5

監督:ベルトラン・ボネロ
出演:ノエミ・ルボフスキー、アリス・バルノル、セリーヌ・サレット
    アデル・エネル、ジャスミン・トリンカ、イリアナ・ザベット、アフシア・エルジ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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