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zoom RSS 11-360「密告・者」(香港)

<<   作成日時 : 2012/01/18 00:25   >>

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友人のように接しても、友人にはなるな 
 香港警察のドン刑事は、犯罪組織に密告者を送り込み数々の捜査で成果を挙げてきた。
 しかしある日、正体がバレてしまった密告者が瀕死の重傷を負ってしまう。密告者を使い捨てにするのは当たり前と分かっていても、割り切れずに心を痛めるドン。
 それから1年後、台湾から帰ってきた凶悪犯罪者バーバイの動向を探るため、再び密告者を送り込むことに。そして、天才的な運転技術を持つ出所間近の青年サイグァイに目を付ける。
 ヤクザに売り飛ばされた最愛の妹を救い出すため金が必要だったサイグァイは決意を固めると、バーバイの情婦ディーに近づき、運転手として組織に潜り込むことに成功するのだが。(「allcinema」より)

密告・者 - goo 映画

 警察のイヌとして犯罪組織に潜入せざるを得なかった青年の過酷な運命と、彼を密告者として危険にさらすことへの良心の呵責に揺れる刑事の葛藤を描いたクライム・ヴァイオレンス。

 ニコラス・ツェー演じる、サイグァイは、最愛の妹が、借金のためにヤクザに娼婦として働かされており、彼女を救う金を作るために、ニック・チョン演じる、ドン刑事の密告者となる。

 ドンが逮捕を狙う凶悪犯罪者バーバイのチームへと入り込むことができたサイグァイであるが、もちろんドンと連絡を取りながら、仕事をこなしていくので、いつ素性がばれ、危険な目に遭うとも限らない状況。

 非情なドンによって使われるサイグァイにかなり肩入れして観てしまうストーリー展開である。

 そしてサイグァイは、バーバイの情婦である、グイ・ルンメイ演じる、ディーと心を通わせていくことになり、やがて二人には過酷な状況が訪れる。

 それに対してドンは、密告者を使い捨てにするのが当たり前で、後輩の刑事たちにもその非情さを教えている。

 ある意味憎まれ役とも思えるドンであるが、1年前に密告者として使っていた男が、正体がばれ、そのため瀕死の重症と再起不能のトラウマを負わせてしまい、その男に対して、今でもたまに世話を焼いているという一面を見せる。

 そしてサイグァイに対しても厳しいことを言いながらも、少なからずその身を心配している感じが徐々に判ってくる。

 終盤は、サイグァイを見捨てようとする警察上層部の判断に対し、一人納得がいかないドンの苦悩が高まり、更にバーバイたちに追われる身となってしまったサイグァイとディーの逃亡の様子が描かれ、緊迫感は高まっていく。

 一筋縄でいかない香港ヴァイオレンスであるが、クライマックスから結末に至るまでは、何ともやりきれないシーンが展開していく。

 激しい銃撃戦やカー・チェイスなど、アクションもまずまず見せる部分があるが、やはりヴァイオレンス・シーンの激しさが目立っていたな。

 見ていて痛々しいシーンも多くて、そこはさすがに香港ヴァイオレンスという感じであった。

 結末としてはスカッとするものでもなく、何ともやり切れなさが残る作品だったが、密告者という危険な立場に主人公がいることの緊張感と、最初は非情さを見せていた刑事が、終盤になって取る行動に、興味尽きない作品だった。

/5

監督:ダンテ・ラム
出演:ニコラス・ツェー、ニック・チョン、グイ・ルンメイ、リウ・カイチー、ルー・イー、ミャオ・プー、ヴィンセント・ワン
於:新宿武蔵野館
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密告・者
こういう香港ノワール物は大好き! ...続きを見る
だらだら無気力ブログ!
2012/02/07 01:22

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