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zoom RSS 11-239「スペイン一家監禁事件」(スペイン)

<<   作成日時 : 2011/09/28 01:22   >>

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生死よりも、楽なことが重要だ 
 郊外の新興住宅地に引っ越してきたばかりのハイメとその妻マルタ、そして年頃の一人娘イサ。
 ところがその夜、あまりにも不条理な悲劇が一家を襲う。覆面を被った3人の男が家に押し入り、ハイメたちを監禁すると、金品を要求する。
 男たちは情け容赦ない暴力で一家を服従させると、その命をもてあそぶように残忍な暴行と陵辱を繰り返していく。(「allcinema」より)

スペイン一家監禁事件 - goo 映画

 突然強盗に押し入られ、理不尽な暴力と恐怖を味わう家族の惨劇を描いたバイオレンス・ホラー。

 冒頭、頭に袋を被せられ、両手を縛られた男が、地面に横たわっているシーンから始まる。
 男は気が付くと、走り回るのだが、車に当たると、運転手に携帯で電話をさせてくれ、と言う。

 電話に出た娘が一言。
 「もう、遅いわ。ママが撃たれた」

 このシーンは、この先の展開で、途中のシーンに繋がるんだろうな、と予測される。

 ハイメと妻のマルタ、そして娘のイサの3人家族は引っ越してきたその夜に、覆面を被った男3人に家に押し入られ、容赦ない暴力を受け、金品の要求を受ける。

 そしてハイメたちの不条理な惨劇の一夜が送られる。

 冒頭のシーンの後、ハイメたちが新しい家にやって来たシーンから、結構長回しの映像で、ワンシーンが撮られていっている。

 強盗たちが侵入して来てからも、強盗の一人がハイメを外に連れ出し、車を運転させ、ATMで金を下ろさせようとするシーンまで、ほとんど全編長回しが多用されている。

 これはリアリティをもたせる一つの要素としているのかもしれないな。

 強盗の目的がどうのこうのや、強盗の正体が何者か、というような、そういうサスペンス的な要素は排除して、徹頭徹尾、強盗の不条理さと、家族の悲劇を描いている。

 途中、思わぬ来訪者がやって来て、強盗たちの気持ちも揺らいできて、徐々に事態が変わっていき、監禁されていた妻と娘も反撃に出ようとする。

 外に出ていた、父親ハイメと、強盗のリーダーらしき男との間でも、事態が急変して、ハイメが逃走して、家族を助け出そうとする。

 抵抗しても、結局ハイメは冒頭のような目に遭うのだろう、と高をくくることにはなるのだが。

 ここからネタばれしてしまうが、
 
 結局何とも、救いのない結末で終わってしまうんだな、という印象。

 それに冒頭には全く繋がることもなかった。

 ヨーロッパでは10秒に1度、年間で300万件も自宅への押し入り強盗が発生し、深刻な社会問題になっているという。

 つまり、冒頭のシーンはハイメとその家族ではなく、また別の家族が被害に遭っていたということで、押し入り強盗の多さを表しているのかもしれないな。

 いずれにしても、ドキュメンタリー・テイストとまではいかなくても、リアリティのある描写で、狙われた理由も特に言及することなく、ただただ不条理な惨劇を描いている。

 そして何とも後味の悪い結末となっているが、ストーリーの結末としては、これは有りかな、とは思う結末だった。

 巻き込まれたイへの男友達が可哀想ではあったが。

/5

監督:ミゲル・アンヘラ・ヴィヴァス
出演:フェルナンド・カヨ、マニュエラ・ヴェレ、アナ・ヴァジュネール、ギレルモ・バリエントス、ドリタン・ビーバ
於:シアターN渋谷
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