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zoom RSS 11-75「ウォール・ストリート」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2011/04/11 00:20   >>

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かつて欲は善、今は欲は全て 
 2008年、ニューヨーク。若くして成功を収めた金融マンのジェイコブ。私生活に於いても、非営利ニュースサイトの運営に携わるジャーナリスト、ウィニーと結婚を前提に交際し、公私共に順風満帆の人生を送っているが、彼女はインサイダー取引の罪で投獄された伝説のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコーの実の娘でもあった。
 そんな中、勤務先である投資銀行の突然の破綻と、父のように慕っていた経営者ルーが自殺するという悲劇に直面してしまう。
 そして、全てが金融界の黒幕ブレトン・ジェームズの仕業だと知ったジェイコブは、ウィニーに内緒で彼女と絶縁中のゲッコーのもとへと向かう。7年前に服役を終えた彼は講演会の傍ら、金融界へ警鐘を鳴らす著書を出版していた。
 そんなゲッコーへ、ウィニーとの父娘の仲を取り持つことを引き換えに、ブレトンへの復讐計画のサポートを取りつけるジェイコブだが。(「allcinema」より)

ウォール・ストリート - goo 映画

 1987年に製作された「ウォール街」の23年ぶりの続編。

 何故に今さら続編なのか、という気がしないでもなかったが、世界的経済不況の今だからこそ作られた作品なのかもしれないな。

 監督は前作と同じくオリバー・ストーン。マイケル・ダグラスが23年ぶりにゴードン・ゲッコーを演じている。

 実は前作は未鑑賞だったのだが、DVDを借りることができ、予習、復習をしての鑑賞。

 服役を終えたゴードン・ゲッコー、それに加えて、シャイア・ラブーフ演じる、金融トレーダーであるジェイコブ・ムーアと、キャリー・マリガン演じる、ジェイコブの恋人であり、ゲッコーの娘でもあるウィニーの3人が、金という欲望の渦の中で、本当に大切なものを見出していく人間ドラマ。

 ジェイコブが働いていた会社が破綻し、心の師と慕っていた経営者も自殺してしまい、ジェイコブは資産も失ってしまう。

 それが金融界の黒幕、ブレトンの陰謀だと知り、何とか復讐を目論むジェイコブは、刑務所を出て、今は講演や著書を出版するゲッコーに助言を求める。

 ジェイコブに対するジェイコブの復讐は成るのか、という興味と共に、ゲッコーが何を企んでいるのか、という興味も沸く展開である。

 しかし、前作が、ウォール街での証券取引を舞台にして、インサイダーや幾つもの手練手管を繰り出すマネー・ゲームであったのに対し、本作は思ったほどマネー・ゲームが繰り広げられるというものではなかった、という印象。

 ゲッコーにしても、出所後、ジェイコブにあれやこれやとアドバイスし、自らも何か企んでいるようには見えたが、結局彼が行動を起こしたのは、ある人物から金を巻き上げるということぐらい。

 やっぱり、世界的経済不況で、不安な日々を過ごしている人たちに対し、お金よりも家族の愛情が、今のこの世界では大事だということを言っているのだろうか。

 金融会社が危機に陥った時、金融界の大物たちと共に、政府の財政関係者も集まって、今後の対処を話し合うシーンは興味深かった。

 こうやって公的援助などが決定していくのかな。

 前作でゲッコーと共に働き、対峙することとなったチャーリー・シーン演じるバド・フォックスが1シーンで登場。
 そこでの彼の台詞も、前作を観たばかりだったので、ニヤリとさせられた。

 それにしても、チャーリー・シーンの容貌が、ちょっと特殊メイクした人物のように見えてしまった。

 人間ドラマとしてはうまくまとめ上げられた作品かもしれないが、マネー・ゲームを期待していた部分から言うと、ちょっと物足りない作品だったかな。

−/5

監督:オリバー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、ジョシュ・ブローリン、キャリー・マリガン、イーライ・ウォラック
    スーザン・サランドン、フランク・ランジェラ、オースティン・ペンドルトン、ヴァネッサ・フェルリト
於:池袋シネマ・ロサ
Ost: Wall Street
Todo Mundo
2010-09-28
Various Artists


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ウォール・ストリート
前作「ウォール街」でメガホンを執った巨匠オリヴァー・ストーンとその 巧演でオスカー主演男優賞に輝いた名優マイケル・ダグラスが再びコンビを 組んだ23年ぶりの続編。 ある野望を秘めた若き銀行マンとその婚約者、そして復活を目論む元カリスマ 投資家それぞれの欲望… ...続きを見る
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