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zoom RSS 09-248「バーダー・マインホフ 理想の果てに」(ドイツ・フランス・チェコ)

<<   作成日時 : 2009/09/22 23:10   >>

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彼らが目指した改革とは?
 1967年6月、西ベルリン。反米を掲げるデモのさなか、学生の一人が警官に射殺される事件が起こる。現場を取材していた女性ジャーナリストのウルリケ・マインホフは、国家権力の対応に疑問を抱き、左翼学生の運動に共感を寄せていく。
 翌年、アンドレアス・バーダーは恋人のグドルン・エンスリンと共にベトナム戦争に抗議してデパートに放火、直後に逮捕される。その後2人の理想に共鳴したマインホフは、彼らの脱走を自ら手引きし、ついにそれまでの全てを捨てて彼らと共に暴力による抵抗運動に身を投じる決意をする。
 こうしてマインホフ、バーダー、エンスリンをリーダーとする武装組織、ドイツ赤軍(RAF)が誕生するのだが。(「allcinema」より)

バーダー・マインホフ −理想の果てに− - goo 映画

 ちょうど日本では連合赤軍≠ネどが活動を起こしていたとき、ドイツではRAF(ドイツ赤軍)≠ェ活動を行っていた。
 そのRAFの誕生から隆盛、衰退を描く社会派ドラマ。

 本年度のアカデミー外国映画賞にもノミネートされている。

 ジャーナリストであり、ドイツの国家権力に反発するウルリケ・マインホフ。そしてベトナム戦争に反対し、デパート放火を行ったアンドレアス・バーダー。

 二人は同じ目的のためにバーダー・マインホフ・グループ≠フちのRAF(ドイツ赤軍)を結成し、活動を開始する。

 ジャーナリストであり、理想を求めるウルリケ・マインホフの活動の理由は判らなくもない。ただ、ベトナム戦争反対などの名目を挙げながら、デパート放火などの犯罪行為を行うアンドレアス・バーダーやグドルン・エンスリンの行動にはやや頭を捻ってしまう。

 高き理想を持ちながら、その活動方法で違いを見せるウルリケとアンドレアスとの違いが、理想に齟齬を生み出し、やがて悲劇へと向かわせてしまったのだろう。

 何かしら当時の国家に不満を持ちながら、それを表す術の知らなかった若者たちが、テロ行為へと走っていった感じで、もちろん当時の警察による弾圧には怒りを感じなくもない。

 国家に対する、RAFの活動、そしてウルリケやアンドレアス、グドルンの行く末など、話としては非常に興味深いものであった。
 イスラエルとの関係や、ウルリケたちが逮捕された後の、ハイ・ジャックや大使館占拠。そしてあの「ミュンヘン」へも繋がっていったんだな、というのも興味深かった。

 ドイツの歴史に浅薄なせいかもしれないが、ややアンドレアス・バーダーやグドルン・エンスリンに共感しにくい部分もあったが、作品としては興味深く見せてもらった。
 
 スッキリするとか、そういう部分は当然皆無なので。

+/5

監督:ウリ・エデル
出演:マルティナ・ゲデック、モーリッツ・ブライプトロイ、ヨハンナ・ヴォカレク、ブルーノ・ガンツ、ナディヤ・ウール
    ジモン・リヒト、アレクサンドラ・マリア・ララ、ゼバスティアン・ブロンベルク、ヤン・ヨーゼフ・リーファース
於:渋谷シネマライズ

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