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help リーダーに追加 RSS 327「羅生門 デジタル完全版」(日本)

<<   作成日時 : 2008/12/11 01:38   >>

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真相は藪の中
 平安時代。土砂降りの中、羅生門の廃墟で旅法師と杣売が首を傾げていた。走りこんできた下人の問いに答え、2人は不思議な話を語り始める。
 都にほど近い山中で貴族の女性と供回りの侍が山賊に襲われ侍は死亡する。それを発見した杣売と、2人を目撃した旅法師は検非違使の庭で証言し、山賊と貴族の女性の言い分を聞く。しかし、2人の話は真っ向から対立していた。
 そこで検非違使は霊媒師である巫女によって侍の霊を呼び出し、証言をさせるが、その言葉もまた二人の言い分とは異なっていた。

羅生門デジタル完全版 - goo 映画

 ここ最近「椿三十郎」「隠し砦の三悪人」などリメイク作品が作られ、鑑賞しているものの、黒澤明監督の作品自体は観たことがなかった。

 アメリカのアカデミー協会では、劣化しつつある旧い名作映画を最新のデジタル技術で修復、保存することが進められているらしく、日本映画では本作が初めて修復されたらしい。
 その修復された作品が、2週間限定で公開。これを機に、ちょっと観てみようと思って鑑賞。初の黒澤作品鑑賞である。

 それにしても、さすがに最新の技術で修復された作品。半世紀以上前の作品なのに、映像のキズや乱れ、音声の乱れなど一切見られなかった。

 芥川龍之介の原作は学生の頃読んだことがあるのだが、うる覚えながら、憶えているストーリーと、本作のストーリーが、何か違うな、と思っていたら、実際本作の主ストーリーとなっているのは、同じく芥川龍之介原作の「藪の中」という作品らしい。一応「羅生門」の話も少し取り入れているらしく、何故かは知らぬが、このタイトルになったらしい。

 なかなか話自体は興味深いものであった。一人の男が殺された事件の顛末に関して、その事件の関係者3人(実際は4人)が話していくのだが、それが全く違う話をしていく。
 事件自体は、そんな大掛かりなものでもないし、正直3人目ぐらいの話になると、飽きる感じがしないでもなかった。しかもその3人目が、死んだ男が話す、霊媒師である巫女の力を借りて、という展開。平安時代となると、結構信じられていたのかもな。

 一応4人目が真実がどうか怪しいが、事の顛末を語る。そこにそれぞれの人物が語る話には、それぞれのプライドや計算が見えて、人って自分のいいように、起こった出来事を語っていくものだな、と感心させられた。

 最後に「羅生門」の原作で描かれている、着物を剥ぎ取っていくシーンがあるが、これは「羅生門」の原作自体の設定の方がインパクトがあったな。

 ベネチアやアメリカ・アカデミーで賞を獲った作品であるらしいが、興味惹かれる設定、展開ではあったが、個人的には大変面白い、とは言い辛い作品だったな。

 キャストで知っている人物と言えば、三船敏郎、京マチ子、千秋実ぐらいであったが、当然ながら、皆若かったな。皆亡くなったのかな? 京マチ子はまだ存命?

/5

監督:黒澤明
出演:三船敏郎、京マチ子、志村喬、森雅之、千秋実、上田吉二郎、本間文子、加東大介
於:角川シネマ新宿

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出演:三船敏郎(MIFUNE TOSHIRO)/京マチ子(KYO MACHIKO)監督:黒澤明(KU


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羅生門
羅生門  コチラの「羅生門」は、「TAJOMARU」と同じく、芥川龍之介の短編「藪の中」を原作とした映画で、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得したサスペンス時代劇です。監督は黒澤明監督。主演は三船敏郎。  お話としては、やはり同じく「藪の中」を原作とした「MISTY」... ...続きを見る
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2009/09/29 20:24

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