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zoom RSS 273「ワイルド・バレット」(アメリカ・ドイツ)

<<   作成日時 : 2008/10/23 00:40   >>

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悪人たちの殺し、プライスレス
 イタリアン・マフィアの下っ端組員ジョーイの仕事は、犯罪に使われた銃の後始末。ある日、麻薬取引現場で警官を射殺してしまった危険な拳銃の処分を命じられる。しかし、自宅の地下に隠し置いていたその銃を、隣に住む息子ニッキーの親友オレグが持ち帰ってしまう。そして、あろうことか暴力を振るう義父・アンゾに向けて発砲し、そのまま銃と一緒に行方をくらましてしまう。もし、今度の発砲事件で銃から足がついたらジョーイは一巻の終わり。慌てて銃の行方を追い始めるが、オレグの父親・アンゾがロシアン・マフィアのボスの親戚であったことから、警察に加え、イタリア系、ロシア系双方のマフィアからも追いつめられる羽目となる。

ワイルド・バレット - goo 映画

 タランティーノが絶賛する、一丁の銃とそれを持ち出した少年を巡る一夜を、サスペンスとバイオレンス満載で描く作品。
 なるほど、タランティーノが好きそうな展開。と言うか、こういう様々な人物が絡む一夜のストーリーというのは、自分も結構好きである。

 警官を殺した銃の始末を頼まれたジョーイだが、隣の少年・オルグに持ち出され、しかもこともあろうか、その銃を使用されてしまう。足がつくのを恐れるジョーイは、行方をくらましたオルグと銃の行方を追うが、そこにジョーイが属するイタリアン・マフィア、撃たれたアンゾに絡むロシアン・マフィア、更に悪徳警官までも絡み、ジョーイは徐々に窮地に追い込まれる。
 少年も銃も巡り巡りて、なかなかジョーイの手には戻ってこない。息子のニッキーが素直であれば、すぐに解決したのにな。

 ポール・ウォーカーが演じるジョーイが、強面の顔を作りながら、焦り、何とも情けない表情も見せるので、だんだん緊張感も高まっていく。

 初っ端から、スロー・モーションを使った銃撃シーンで始まり、気分を盛り上げ、やがて一夜の奔走劇。徐々に緊張感が高まり、クライマックスのホッケー・リンクでの大銃撃戦。その前のアイス・ホッケーのパックで痛めつけるのは、本当に怖くて痛そうだったな。

 それにしても、ラストに驚くべき真実が用意されるのだが、これって必要だったかな? 単なる始末屋が最後に反撃という展開の方が面白かったかな。それまでにそれらしいことを匂わすシーンもなかったような。強いて言えば、悪党の目をしていない、と言われたことぐらいか。

 安否は別として、あんなことをしていたので、死んだことにして、別人になるというのは常套手段だろうな。それよりもテレサが小児性愛者夫婦にやったことの方がどう始末されたのか気になるぞ。

 決して笑わない少年、と言われていたオルグを演じたのはキャメロン・ブライト。久しぶりに見たが、この作品自体2006年製作で、ちょうど彼が出演しまくっていた時期のものである。と言うことで、やっぱり最近顔を見ないなということかな。

 最後の真実や、小児性愛者夫婦のエピソードなどは必要なかったような気もするが、全体的には様々な人物が絡み合い、繰り広げる一夜のサスペンス・アクションとして楽しめる一本だった。

 某カード会社のCMは、アメリカでも流れているんだな。

/5

監督:ウェイン・クラマー
出演:ポール・ウォーカー、ヴェラ・ファーミガ、キャメロン・ブライト、チャズ・パルミンテリ、カレル・ローデン
    アレックス・ニューベルガー、アーサー・ナスカレッラ、、ジョン・ノーブル、ジョニー・メスナー
於:新宿オスカー
ワイルド・バレット DTS スペシャル・エディション [DVD]
Happinet(SB)(D)
2009-03-27

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ひるめし。
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ワイルド・バレット
作品情報 タイトル:ワイルド・バレット 制作:2006年・ドイツ/アメリカ 監督:ウェイン・クラマー 出演:ポール・ウォーカー、キャメロン・ブライト、ヴェラ・ファーミガ、カレル・ローデン、チャズ・パルミンテリ あらすじ:殺しに使用された銃の後始末を仕事にするジョーイ(ポール・ウォーカー)は、警官殺害に使用した銀のリボルバーの始末をすることに。しかし、地下室に隠したはずだったリボルバーが、隣の家で起こった発砲事件で使用されていたのだ。発砲したのは、ジョーイの息子の友人で、ロシアンマフィアの養父から... ...続きを見る
★★むらの映画鑑賞メモ★★
2010/07/15 02:09

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
まいどどうもです
マフィアとかガキとかポン引きとか変態夫婦とか
入り乱れての攻防戦は息つく暇なく見せてくれました
まあ無理やりドンデン返しで脅かそうってしすぎな感もありましたけどね
実は良い人ってのは許せるけど、実は別人てのはありがち過ぎて
どっちにしても奥さんはお咎めなしってどうなんでしょうね?
くまんちゅう
URL
2008/10/24 00:21
こんにちわ。

マスターカードは世界規模のカード会社なので、もちろん外国でもあのCMは流れています(笑)。プライスレスって、あの会社のキャッチフレーズだったはずですよ。

≫それまでにそれらしいことを匂わすシーンもなかったような。

そうなのよね。伏線らしき伏線もないまま、いきなり真相が明らかになっちゃった(笑)。あまりにも唐突だったけれど、たいして驚きもしなかったわ(苦笑)。

あの奥さんがしでかしたことは・・・完全スルーでしたねえ(汗)

ちょっと脚本的に穴あき状態が気にはなりましたけれど、B級映画としてはなかなかの出来だったと思います♪

睦月
2008/10/24 13:34
くまんちゅうさん、コメントありがとうございます。
本当に様々な人物が入り乱れて、スピーディに見せてくれました。
最後のドンデン返しは必要なかったと思いますね。
ちょっと無理やりのような感じがしました。
奥さんの件はどうなったんでしょうね?
CINECHAN
2008/10/25 01:07
睦月さん、コメントありがとうございます。
あ、あのカードのCMは世界的なものなんですね。

ラストの驚くべき真相は、確かに驚きますけど、
ちょっと強引すぎる感じもしましたね。
奥さんの件は気になります(笑)。

B級テイストでしたけど、よくできた作品だと思います。
タランティーノが好みそうな作品ですね。
CINECHAN
2008/10/25 01:10
こんにちは。
TB&コメントありがとうございました。
おおおおお、ぴちょん君4つ。
なかなか、お気に召したようで何よりです。
私は、シネパトスでレディースデイの夜に見たのですが。
ある程度、予想はしていたにしても、余りにもガラガラに空いていたので、何か切なくなってしまいました。
でも、映画自体は面白かったです。
アイスホッケー場のシーンも興奮したけど、冒頭のガンアクションの場面も良かったです。
銃弾を避けて、華麗な股割りジャンプをした奴がいましたね。
早々に終わっちゃうのかなぁ、ちょっと残念です。
となひょう
URL
2008/10/26 21:31
となひょうさん、コメントありがとうございます。
どうやらこの作品、もう上映終了のようですね。
新宿か銀座のどちらかは、もう終わったようです(苦)。

なかなか面白い作品だったんですけどね。
冒頭の銃撃シーンだけを観ると、スタイリッシュなクライム・ノベルか?
と思ってしまいますが、その後は泥臭い話となりましたけど、
話としては面白かったのにな。
CINECHAN
2008/10/27 02:19

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