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113「伊藤の話」(日本) 熊谷の女子高で教鞭をとっていた伊藤則資は、執筆した書籍の評判が良く、八戸大学の教授へと招かれる。八戸に着いた日、助手となる寺島は町の案内をする。 翌日前任の教授が突然失踪し、伊藤を推薦したという久慈市の琥珀館の女性に会いにいくことにする伊藤。しかし状況はわからず、その帰り際、時代錯誤な言葉を話す少年に出会い、少年に導かれるように少年が奉公しているという屋敷へと向かう。そこには先ほど琥珀館で会った女性がいた。 伊藤がこの地へ連れてこられた本当の理由。それは屋敷に住む見目麗しい姫と契りを交わすためであった。 小泉八雲原作の「伊藤則資の話」を現代にアレンジして映画化した作品。温水洋一の初主演作らしい。 地方へと赴任することになった大学教授が誘われる不思議な空間と美しい女性を描いた幻想譚。 一応ストーリーらしきものはあるが、どちらかと言えば、ロケ地である八戸とその周辺をアピールするかのような映像を主とした作品である。 実在する料理屋やレストランで食事をするシーンなどで、八戸ラーメン≠竄辯いちご煮≠ネどの郷土料理を紹介している。さらに蕪島や種差海岸という絶景ポイントまで紹介している。ご当地映画という感じで、東京よりも前に青森で先行上映もされていたようだ。 そういう作品では突っ込みは不要かもしれないが、助手となる田丸真紀演じる寺島の存在理由が今ひとつはっきり伝わってこなかったし、キーとなりそうな琥珀も、実際の久慈琥珀博物館が紹介されて終わってしまった。 数千年前、飴色の樹脂が石化してできたものが琥珀。その中には数千年前の生物が閉じ込められていることもあるという。その閉じ込められた生物が、誘われた屋敷の姫と関連づけているのかな、とは思ったが。 知らずに鑑賞したのだが、上映後に舞台挨拶があった。 秋原正俊監督に温水洋一、加藤夏希が登壇。温水洋一が、そのキャラクターママに笑いを誘っていた。加藤夏希は「羊のうた」以来2度目の舞台挨拶観覧だったな。 ![]() ![]() /5監督:秋原正俊 出演:温水洋一、田丸麻紀、加藤夏希、市川男寅、十日市秀悦、今村祈履、烏丸せつこ、江口のりこ 於:渋谷Q−AXシネマ |
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