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89「アクエリアンエイジ 劇場版」(日本) ごく普通の高校生の日下部要。ある夜、彼と先輩である司馬一心は、怪我をした一人の少年と出会う。何者かに追われているかのように、その少年はライブハウスへと逃げ込み、店内に消えてしまう。その少年、天羽つかさは、神父である中浦智津により教会に匿われる。 翌朝、要は知り合いの齋木直哉から「お前が事件に巻き込まれるような気がする」と告げられる。そして齋木の予言どおり、要は何者かによって襲われる。倒れていた要が治療を受けた病院で、彼は遺伝子学の研究をしている手塚教授から思いも寄らぬことを告げられる。 要は黒い羽を持つダークロア一族≠フ血をひいていると。 てっきりコミックかアニメが原作だと思っていた。最近ではパチンコ台でも登場、宣伝が記憶に新しい。 実際はトレーディングカードゲームがオリジナルのようである。 ダークロア∞E.G.O∞阿羅耶識∞イレイザー∞WIZ−DAM≠ニいう5つの特別な遺伝子を持つ勢力が古より勢力争いを続けている。 そして日下部要がその一つダークロア≠フ血をひいていることがわかる。その他にも4人の少年たちが登場しており、話が進むうちに、それぞれの血をひく者たちだということがわかってくる。 何となくダーク・ファンタジーの香り漂う作品である。正直主要人物を演じていた若手たちは誰も知らなかったのだが、恐らく次代を担う若手俳優たちなのだろう。 それにしても、5つの勢力について、徐々に話が集約され、最後に全てが解き放たれる、と期待させていたが、ラスト・シーンにずっこけてしまった。 5人がそれぞれ、どんな役割を持ち、どんな能力を持っているのかも説明されず、要も結局黒い翼は見せなかった。 わかったのは、一連の事件を起こしてた犯人だけ。更にその犯人も一体何者で、どんな目的があったのかも知らされない。 完全に連続ドラマの第1話で終わってしまった。続編を作る気があるにしても、もう少しクライマックスというものが欲しかった。それともファンだけにわかる何かがあるのか? ダーク・ファンタジーの世界観も興味深かったし、印象深いカットで繋がれたりしていたのだが、このラストでは少々一つの作品とも言い難いのではないだろうか。 ![]() /5監督:田原英孝 出演:桜田通、栩原楽人、植原卓也、木村啓太、藤井俊清 長澤奈央、綾野剛、堀内正美、アリス九號 於:渋谷Q−AXシネマ |
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