CINECHANの映画感想

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help リーダーに追加 RSS お父さん、ゴメン

<<   作成日時 : 2008/03/10 01:02   >>

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58「アドリブ・ナイト」(韓国)
 土曜日の繁華街。携帯電話を手に、誰かを待っている様子の女性に二人の男が声をかける。二人は彼女を10年前に行方不明になったミョンウンという女性と間違ったようだ。人違いだと彼女は何度も言うが、なかなか信じない二人。彼女が人違いだとわかると、今度はミョンウンの身代わりになって欲しいと頼んでくる。ミョンウンという女性の父親が末期ガンで危篤の状態にあるらしく、二人は彼女に娘のミョンウンのふりをして、父親の臨終に立ち会ってほしいと言う。気乗りのしない彼女だったが、同情を覚えた彼女は断りきれず、ミョンウンの父親が病床で待つ郊外の町へと向かう。

 ちょっと気になっていた作品だったが、なかなか時間も取れず、どうしても観たいというわけでもなかったので、鑑賞を諦めかけたが、上映最後の1週間をレイト・ショーでやるということで、無事鑑賞することができた。

 予告はあまり観なかったが、危篤のキョングクの娘の身代わりをすることで起こるドタバタ・コメディだと思っていた。
 確かに序盤、男たちが彼女に声をかけるシーンから、危篤のキョングクが眠る家へと向かうシーンなどは、ちょっと面白いかな、と思わせる展開ではあった。しかもキョングクの枕元での隣家の人々や、弟の嘆きよう。これはコメディだろう。

 しかし、それ以後は物語は淡々と進んでいき、ほとんど会話のみで進められていく。

 間違えられた女性は、どこか謎めいた、影のあるような雰囲気。何か大きな秘密があるのではないか? と感じさせる。もしかして、本当は娘のミョンウン? なんて思ったりもするが、さすがにそれはないのかな。

 娘のフリをした一晩によって、彼女の心の変化が描かれるが、目に見えるように劇的に描いているわけでもない。ラストに彼女がかける電話も、あっさりと描かれている。
 淡々と描かれる一夜に、少々退屈感が募る一作であった。

/5

監督:イ・ユンギ
出演:ハン・ヒョンジュ、キム・ヨンミン、キム・ジュンギ、チェ・イルファ、キ・ジュボン
於:渋谷シネ・アミューズ 

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