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66「幽霊VS宇宙人」(日本) 元ヤクザの竜二は堅気になり、岩子と結婚したものの、岩子の父親と口論となり、カッとして殺してしまう。そこから再びヤクザの世界へと戻る竜二。そんなある日、竜二に思いもかけない縁談話が持ち上がり、金と名誉に目のくらんだ竜二は、舎弟たちと共謀し、妻と子を裏切る計画に手を染める。(「ロックハンター伊右衛もん」) かつては売れっ子作曲家で、今は落ちぶれてしまった宇宙雄(うつお)は、婚約者の真理子にたかるヒモ生活を送っていた。そんな時彼の目の前に現れた妖しい魅力を持つ女メグ。彼女に惹かれていく宇宙雄だったが、彼女のキスは宇宙雄の精気を吸い上げていくのだった。(「略奪愛」) 「呪怨」で全米興収1位も記録した清水崇監督と「怪談新耳袋 ノブヒロさん」の豊島圭介監督が幽霊と宇宙人を題材として作り上げたギャグ・ホラー。今やJホラーを代表する二人の監督がよく作ったな、と思ったが、過去にもこの二人は同じ題材で製作しているんだな。 とことんまでベタな笑いで作り上げた清水監督の「ロックハンター伊右衛もん」。「四谷怪談」をアレンジして、現代に設定した作品だが、もう笑えてしょうがなかった。先にも書いたようにベタな笑いばかりが散りばめられているが、ホラーにこのギャグということで、何とも言えない可笑しさがこみ上げる。山中崇が怪演。 「四谷怪談」をモチーフにしているので、奥さんである岩子が幽霊となるのだろうということは予想つくが、それ以上に思わぬ展開へと移っていく。 それに対し、豊島監督の「略奪愛」は、笑いも含まれているが、結構シリアスな物語でもあった。ギャグ映画というよりパロディ映画のような雰囲気の作品である。こちらも独特な雰囲気から、結構楽しめて、どこか切なさも含んでいる。 山本彩乃演じるメグは、宇宙人だろうということはわかるが、まさかあの人が、という展開。 タイトルの「幽霊VS宇宙人」から推して、清水監督は幽霊を、豊島監督は宇宙人を描くのだろうと思っていたら、両作品ともしっかり幽霊と宇宙人が戦う。タイトルに偽りなし。 この2作は面白かったのだが、最初と最後、それに両作の間に挿まれるハリセンボンのナビゲートは必要なかったな。コントのようなナビゲートだったが、今ひとつ面白くなかった。これはマイナス要因。 「ロックハンター伊右衛もん」の主題歌「笑いのススメ」と「略奪愛」のエンディング曲「吸ってもいいじゃない」もなかなか味わいある曲である。 ![]() ![]() ![]() /5「ロックハンター伊右衛もん」 監督:清水崇 出演:山中崇、宮下ともみ、柳ユーレイ、堀部圭亮、増本庄一郎、植田裕一、渡辺城太郎、仲村みう 「略奪愛」 監督:豊島圭介 出演:高橋和也、山本彩乃、仲坪由紀子、小林健一、辻修、山田伊久磨、水木薫 於:シネセゾン渋谷 |
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【2008-119】幽霊VS宇宙人
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ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!... 2008/05/29 01:07 |
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