CINECHANの映画感想

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<<   作成日時 : 2008/03/15 12:45   >>

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62「ファーストフード・ネイション」(アメリカ・イギリス)
 アメリカの大手ハンバーガー・チェーンミッキーズ≠ナは主力商品のビッグ・ワンの売行きも好調であった。しかし、自社の肉パテから糞便性大腸菌が検出され、事実が公になる前に原因を突き止めるため、マーケティング部長のドンはコロラドの工場へ向かう。
 一方コロラド州コーディでは、メキシコから密入国してきた不法就労者たちが、劣悪な条件の下、ミッキーズ契約の精肉工場へと送られる。
 そんな中、ミッキーズのコーディ店でバイトする女子学生アンバーは大学の環境保護グループのメンバーと知り合い、彼らの活動に加わるようになる。

 ここ最近問題となっている「食品偽装問題」。ある大手ハンバーガー・チェーンでも問題になっていた。
 最初、本作はドキュメンタリーだと思っていた。そのため鑑賞するのは二の足を踏んでいた。その後、ドキュメンタリーではないことを知り、今度はコメディだと思った。
 これまた近頃流行りの都市伝説=A「ハンバーガーの肉は、実は・・・」「ハンバーガーを食べようとしたら、中から・・・」などなど。それらを取り上げた、ハンバーガー店を舞台にしたブラック・コメディかと思ったのだが。

 実際の本作は、かなりシリアスに問題を取り上げている。物語の中心となるのは、ハンバーガー・チェーン、ミッキーズのコーディ店であるが、その店が舞台となるわけではない。
 売行き絶好調の大手食品会社の裏にある様々な問題、メキシコからの密入国不法就労者たちの劣悪な労働環境。環境問題。学生アルバイトたちの実情など。

 示される問題はなかなか興味深いものであるが、会話での展開が多くて、物語も過剰に演出があるわけでもないので、少々退屈になったりするかな。それにこれだけシリアスな問題を取り上げているから、何かしら物語に結論が出るわけでもないしな。

 大学の環境保護グループのメンバーの一人、アリス役でアヴリル・ラヴィーンが出演している。 「消えた天使」にも出演していたが、ほとんど台詞のない役であったのに対し、本作では台詞も多い。普通の女子学生という雰囲気を出しており、何か意外な感じを受けてしまった。

 正直、ハンバーガーなどのジャンク・フードは好きで、時間がない時はよく利用している。この作品を観て、食べるのが嫌になるわけではないが、あまりいい気持ちにはならないな。

/5

監督:リチャード・リンクレイター
出演:グレッグ・キニア、イーサン・ホーク、パトリシア・アークエット、アヴリル・ラヴィーン
    カタリーナ・サンディノ・モレノ、クリス・クリストファーソン、ポール・ダノ、シュレイ・ジョンソン
於:渋谷ユーロスペース

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