|
1「ユゴ 大統領有故」(韓国) 韓国中央情報部のチュ課長は、大統領に女性の手配をしたり、その尻拭いをすることに嫌気がさしていた。それでも中央情報部のトップであるキム部長の信頼も厚く、そうしたジレンマに悩んでいた。 1979年10月29日、宮井洞で大統領を含めキム部長、ヤン秘書室長、チャ大統領警護室長の4人の宴会が開かれる。チュ課長は女性を二人手配し、自分も宮井洞で待機していた。 宴会の席で、チャ室長はキム部長の最近の仕事振りを罵倒する。いたたまれなくなったキム部長はかねてから考えていた計画を実行することを決意する。キム部長は腹心のミン大佐とチュ課長に指示を出す。 そしてその時がやって来る。 2008年最初の鑑賞作品。 1979年に起こったパク・チョンヒ大統領暗殺事件。その前後24時間を描いた作品。 ちょっとこの事件に関してはおぼろげな記憶はありながら、ほとんど忘却の彼方へといってしまっていた。しかし、実際にあった、しかも身近な国韓国で起こった現職大統領の暗殺事件。その全貌が明らかになるということで、注目の一作となった。 この作品は韓国でも何かと物議を醸し、元大統領の遺族から上映禁止の訴えが出され、結局シーンを削って公開することで決定。製作側は指摘のシーンを真っ黒に塗り潰しての上映に踏み切ったとのこと。 日本では完全無修正版の上映ということであったが、どの部分が問題のシーンなのかはわからずじまい。 正直この作品は、その頃の時代背景などを知っていないと理解しづらいのかもしれない。パク大統領が独裁政権であったというようなことを冒頭にナレーションで語ってはいるが、ストーリー中にはそのようなことは描かれていない。 また大統領とキム部長は、よく日本語で話をしたりするし、宴会で呼んだ女性に歌わせるのは「北の宿から」などの日本の演歌。この頃は日本との関係が何かクローズ・アップされることがあったのかな? キム部長が暗殺を決行した理由が今ひとつわかり辛く、感情移入するような対象もなかった。どうせならキム部長の最後の感動的な供述調書とやらを聞かせてくれても良かったのに。 キム部長の暗殺実行に訳もわからず手を貸してしまったチュ課長などの行き場の無さなどは、興味深かったが、ややドラマとしての面白さには欠けていた。 膨大な資料、証言を基に作られた作品であるが、ほとんどその事実をなぞったような再現フィルムのような感じの作品だった。 この事件によって歴史の表舞台に初めて登場してきたのが、序列50番目のチョン・ドファン(全斗煥)少将だったらしい。このことは言及してたかな? ![]() /5監督:イム・サンス 出演:ハン・ソッキュ、ペク・ユンシク、ソン・ジェホ、キム・ウンス、チョ・サンゴン クォン・ビョンギル、チョン・ウォンジュン、チョ・ウンジ、キム・ユナ 於:シネマート六本木 |
| << 前記事(2008/01/01) | トップへ | 後記事(2008/01/05)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
「ユゴ 大統領有故」
「ユゴ 大統領有故」シネマート六本木で鑑賞 ...続きを見る |
てんびんthe LIFE 2008/01/10 00:42 |
ユゴ 大統領有故
「ユゴ 大統領有故」THE PRESIDENTS'S LAST BANG/製作: ...続きを見る |
映画通の部屋 2008/01/13 10:45 |
ユゴ 大統領有故/ハン・ソッキュ、ペク・ユンシク
今週の本命作品の2本目です。韓国では「その時、その人々」というタイトルで2005年2月に公開されたお正月映画なんですよ。これってもっと早く日本で公開されると思ってたのにまったく音沙汰がないのでDVDを買っちゃおうかと考えていたほどです。 ...続きを見る |
カノンな日々 2008/01/15 10:37 |
【2008-6】ユゴ 大統領有故(The President's Last Bang 原題:その時、...
人気ブログランキングの順位は? ...続きを見る |
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!... 2008/01/26 17:18 |
「ユゴ 大統領有故」(韓国 2006年)
1979.10.26韓国ソウル。 独裁者が呆気なく凶弾に倒れた日。 ...続きを見る |
三毛猫《sannkeneko》の飼い主の... 2008/09/13 22:52 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
問題のシーンは、冒頭にあったそうです。 |
となひょう URL 2008/01/13 10:49 |
となひょうさん、コメントありがとうございます。 |
CINECHAN 2008/01/14 23:00 |
| << 前記事(2008/01/01) | トップへ | 後記事(2008/01/05)>> |