CINECHANの映画感想

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS あの夜は雨が降っていた

<<   作成日時 : 2008/01/23 00:23   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 9 / コメント 2

17「ゼロ時間の謎」(フランス)
 富豪の老婦人カミーラの別荘カモメ荘≠ナ夏の休暇を過ごす甥のギョーム。新妻で再婚相手のキャロリーヌと前妻のオードを伴っていた。彼らのは他には、カミーラを世話するマリ、オードに思いを寄せるトマ、キャロリーヌの友人フレッドもカモメ荘≠ノ集まる。彼らの間にはただならぬ不穏な空気が渦巻いていた。
 ある日の晩餐に高名な老弁護士トレヴォースが招かれ、かつて殺人を犯しながら罪を免れた子どもの話をする。翌朝、心臓発作で急逝する老弁護士。事態は益々悪化していき、緊張に包まれるカモメ荘
 そしてついに殺人事件が起きる。

 渋谷のル・シネマで鑑賞するのは10年ぶりぐらいだと思う。記憶にある限りは「リディキュール」以来だと思う。こう考えると、自分の映画の嗜好がわかるというものである。

 アガサ・クリスティー原作の「ゼロ時間へ」を映画化。「アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵」に続いて、またフランスでクリスティー作品が映画化か、と思っていたら、同じ監督だった。
 フランス映画は苦手だが、クリスティーだし、ミステリーだし、と思って鑑賞したのだが、「奥さまは名探偵」と同じで、話の流れはどこか緩やかな感じがして、ちょっと序盤は眠気に誘われてしまった。
 
 登場人物は上流階級の人々が集まるのだが、誰もが何かを含んだように描かれるので、誰もが怪しく感じる。
 ギョームの妻キャロリーヌは、かなり奔放な女性で、こっちもちょっと遠ざけたくなるような感じで、彼女が真っ先に殺されたりするんじゃないかと予想させる。
 
 事件が起きてからは、二転三転としてなかなか惹きこまれた。真犯人に関しても、そこまで行き着く過程などがなかなか面白いなと感じた。解決のきっかけはちょっと出来すぎ感はあったが。
 事件の捜査に当たるバタイユ警視と甥のルカって有名なのかな? クリスティー作品は読まないので、よく知らないが。

 あと面白かったのは、ところどころに出てくる楽隊。何か意味ありげな感じもしたが、音と視覚のバック・グラウンドみたいだった。

 この監督には引き続き、クリスティー原作の作品を作ってもらいたいな。

/5

監督:パスカル・トマ
出演:メルヴィル・プポー、キアラ・マストロヤンニ、ローラ・スメット、ダニエル・ダリュー
於:渋谷ル・シネマ

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(9件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ゼロ時間の謎
「ゼロ時間の謎」 L'HUERE ZERO/製作:2007年、フランス 108分 ...続きを見る
映画通の部屋
2008/01/26 20:59
『ゼロ時間の謎』(2007)
若く美しい新妻キャロリーヌを伴い、夏の休暇を過ごすため、富豪の叔母カミーラの住むブルダーニュの海辺の屋敷カモメ荘を訪れたギョーム。しかし奔放なキャロリーヌは堅苦しさを嫌っている上に、ギョームの前妻オードも来るとあってイライラを募らせていた。案の定キャロリーヌは、オードに敵意をむき出しにする。カミーラはオードを心配し、長年カミーラの世話をしているマリも何かが起りそうな予感を覚えていた。 やがてオードの幼馴染みで彼女に想いを寄せている親戚のトマが現れ、更にカミーラの友人で高名な検事だったトレヴォー... ...続きを見る
【徒然なるままに・・・】
2008/02/10 23:12
『ゼロ時間の謎』
今日は渋谷に行く用事があったついでに、都内で渋谷でしかやってない映画でも観て帰ろうと思って、「ゼロ時間の謎」を観てきました。アガサ・クリスティ原作のミステリーを、メルヴィル・プポーやキアラ・マストロヤンニといった面々の出演で描く、フランス作品。金持ちの... ...続きを見る
cinema!cinema!〜ミーハー映...
2008/03/04 00:12
ゼロ時間の謎
 アガサ・クリスティの映画化は何本もされています。比較的地味なキャストのこの作品 ...続きを見る
eclipse的な独り言
2008/03/09 16:48
ゼロ時間の謎
殺人は結果であり、物語はそれよりずっと前から始っている。すべての人々、事柄がある点に向かっていく、その点が“ゼロ時間”それは殺人が決行される瞬間!、であるという考えに基づいて書き上げられたミステリーなのです。 避暑地を訪れた若きテニスプレーヤーとその新... ...続きを見る
パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
2008/04/06 22:49
「ゼロ時間の謎」
ゼロ時間の謎ファインフィルムズこのアイテムの詳細を見る テニスプレーヤーのギヨーム(メルヴィル・プポー)は、若い新妻キャロリーヌ(ローラ・スメット)を 連れて、ブルゴーニュ地方の海辺にある大金持ちの叔母カミーラ(ダニエル・ダリュー)の別荘に 出かける。毎夏の恒例だったが、今年はなぜか前妻のオード(キアラ・マストロヤンニ)もやって 来ることに。案の定、新妻と前妻の間には張り詰めた空気が流れ、ギヨームは2人の間を 往ったり来たり。そこへ、昔からオードに恋焦がれていた親戚のトマ(クレマン・トマ)、キャ... ...続きを見る
心の栄養♪映画と英語のジョーク
2008/06/11 09:49
ゼロ時間の謎
【L'HEURE ZERO/TOWARDS ZERO】2007/12/15公開製作国:フランス監督:パスカル・トマ出演:メルヴィル・プポー、キアラ・マストロヤンニ、ローラ・スメット、ダニエル・ダリュー、アレサンドラ・マルティネス、フランソワ・モレル “ふたりの妻は多すぎる” ...続きを見る
映画鑑賞★日記・・・
2008/06/13 00:09
ゼロ時間の謎(DVD)
ふたりの妻は多すぎる ...続きを見る
ひるめし。
2008/08/02 12:22
ゼロ時間の謎♪駅ビルシネマ・フランス映画祭にて
 アガサ・クリスティーの代表作が遂に映画化! 京都シネマで観ることが出来なかった作品です。今回の映画祭で再上映となり、鑑賞できるチャンス到来。9月25日に駅ビルシネマ・フランス映画祭にて鑑賞 何とこの作品は結構人気があるようで、当日行くと前売りにてすでに40名の方が予約をされているという状況でしたお客さんはシニアの方が大半です。この日は満席とまではいかないけど、多くのお客さんで盛況でした。ラッキーなことに午前中の上映だったので、これを鑑賞後、仕事へ行きました。 アガサ・クリスティーといえば... ...続きを見る
銅版画制作の日々
2008/09/30 18:32

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こちらにもー。
私も、あの楽団は印象的でした。
クルクル回る乗り物に乗っていましたよね(笑)。
この地方には実在するのぉ???
と、思いっ切り食いついてしまいました。
ミステリーとしては、前作より楽しめました。
となひょう
URL
2008/01/26 21:01
となひょうさん、コメントありがとうございます。
あの楽団、気になりましたね。
何となく高級リゾート地っぽかったので、
そういう人々のための音楽を奏でているのかな?

原作のあるものですけど、確かにこちらの方がわかりやすかったかも。
CINECHAN
2008/01/27 00:49

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文