CINECHANの映画感想

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<<   作成日時 : 2008/01/16 00:37   >>

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10「SS エスエス」(日本)
 倒産寸前の自動車修理工場、西山モータースで働くダイブツは、ボーナス代わりとして伝説のマシン、スタリオン4WDを貰う。彼はそれに乗り込むと、若者たちがタイム・アタックに情熱を燃やす箱根レインボーラインへと向かい、それまでの最速タイムをいとも簡単に塗り替える。
 一方カリスマ自動車評論家の栗原は、ふとしたことでレインボーラインにスタリオン4WDが現れたことを知る。
 ダイブツと栗原は、かつてWRCを目指した仲間であり、スタリオン4WDは因縁のマシンであった。

 この作品はオヤジの物語である。かつてWRCを目指したレーサーだったが挫折し、生活のため夢を諦めようとする。しかしその夢はくすぶり続け、またその夢に向かって進んでいこうとする物語。
 
 コミック原作のようだが、これまた知らなかったな。イメージとしては公道レーサーの話かと思ったら、レースはあまり問題ではないようだ。
 ダイブツと栗原の話の他に、ダイブツと同じ工場で働く山崎、歯医者をしている志村、倒れかけの工場の社長ブンブクなどのオヤジの話も挿入される。彼らの話はメインとはあまり絡んではこないが、同じくどこか夢を諦め切れないオヤジの話として描かれている。

 公道レースのシーンはCGを使わずに撮られているようで、車に詳しくはないが、登場する車はスタリオン4WDにポルシェケイマン、インプレッサSTI、32GT−Rなどである。よくわからないが。

 手に汗握るカー・バトルを期待すると、ちょっと肩透かしを食ってしまうかもしれないが、オヤジ賛歌のような作品である。
 劇中MEGUMI演じるギラ子が「悔しかったら、あんなオッサンになってみな」と言うシーンがあるが、ちょっとそういう風に言われるオヤジになってみたいという気になった。

/5

監督:小林義則
出演:哀川翔、酒井法子、遠藤憲一、MEGUMI、中倉健太郎、TEAH、榊英雄
    ミッキー・カーチス、桑野信義、メイサツキ、大久保麻梨子、福永ちな
於:新宿トーア

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