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268「サルバドールの朝」(スペイン) 1970年代初頭のスペイン、フランコ政権末期。世界を変えたいという一心で反体制活動をしていたグループがあった。彼らは労働者闘争資金を提供するため、強盗を繰り返し、秘密警察に追われていた。 そんなある日、彼らが捕らえられる混乱の中、不慮の発砲事件が起こり、若い警部が死亡。この一件で引き金を引いたサルバドール・プッチ・アンティックは正当な裁判もされぬまま死刑を宣告される。 死刑執行までの残された時間、家族、友人、弁護士らは不当な死を回避するため闘い続けるのだが・・・ スペインでは知らない人はいないと言われるサルバドール・プッチ・アンティック。25歳でその命を絶たれた男と彼を最後まで救おうと奔走する家族、友人、そして看守との固い友情を描く。 予備知識もなく、予告しか観たことがなかったので、もしかしたら土壇場で死刑回避となるのかもしれぬ展開か? と思ったりしたが、実際には彼は死刑にされてしまったということは、チラシなどにも書いてあったようだ。 ストーリーとしては不慮の事故が起こってから死刑執行までを描いていくが、その間にサルバドールの活動や生活を、弁護士への話を通して描いている。 圧制の下の不当さと悲しみ、新たなる希望を描いているのはいいのだが、どうも作品としては物足りない感じが残ってしまった。 同じく不当な判決で死刑にされた 「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」 のゾフィー・ショルは揺るぎない信念で死刑を受け入れていく。サルバドールはそれ程の信念はなく、ただ世界をよくしたいという思い。「殉教者にはなりたくない」と言う。 「私たちの幸せな時間」 とでは死刑囚と一人の女性が面談をとおして、心を結び付けていく過程が描かれるが、本作では最初はサルバドールに嫌悪感を露にしていた看守と友情を結んでいくところが描かれるのだが、ここのところもやや半端だったかな。 もちろんごく普通の若者が不当な死を迎えるというあってはいけない事実を描いているところは、辛いのだが、作品としてはどのエピソードも半端な感じがして、結末を迎えてもそれ程胸に響いてくるということがなかった。 それにしても 「白バラの祈り」 のギロチンも驚いたが、本作で登場した死刑器具はそれ以上にえげつない。70年代でこんな器具を使うというのは遅れている? それとも受刑者にわざと苦しみを与えるため? サルバドールは刑を執行されてから40分も息があったというのだから、悲しいかな、かなり苦しんだことだろうと思う。やっぱり死刑はあっさりとやられた方がいいな。 この作品の宣伝で挙げられていた 「デッドマン・ウォーキング」 は未見。 ![]() ![]() /5監督:マヌエル・ウエルガ 出演:ダニエル・ブリュール、レオノール・ワトリング、レオナルド・スバラグリア イングリッド・ルビオ、トリスタン・ウヨア 於:日比谷シャンテ・シネ |
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サルバドールの朝
「サルバドールの朝」SALVADOR/製作:2006年、スペイン 135分 監督 ...続きを見る |
映画通の部屋 2007/10/28 18:55 |
サルバドールの朝/ダニエル・ブリュール
実話に基づいた作品と知ると内容問わず何でも観たくなってしまうんですよね。そういうのが全部が全部いいとは思ってはいないけど、何かしらの形で心に響いてくる事が多いのも確かなんですよね。 ...続きを見る |
カノンな日々 2007/10/28 21:48 |
「サルバドールの朝」別の時代なら違う結末という事実
「サルバドールの朝」★★ ダニエル・ブリュール 、 レオノール・ワトリング 主演 マヌエル・ウエルガ監督、イギリス、 スペイン、2006年135分 ...続きを見る |
soramove 2007/11/07 22:40 |
サルバドールの朝:SALVADOR
サルバドール・プッチ・アンティックの魂の真実を伝えたい! 新年早々、ちょっと辛い内容の映画紹介から始まっちゃいました。昨年11月16日、京都シネマにて鑑賞した「サルバドールの朝」です。 歴史に、うとい私は、スペインという国の政治が長きにわたってフランコ独裁政権だったことを知りませんでした。それもほんの30年前までそんな状況だったとは、驚きです。何でもフランコ国家首長は1947年から1975年という28年の間、ず〜と国民を押さえて自分の地位を保持してきたというの... ...続きを見る |
銅版画制作の日々 2008/01/04 15:44 |
サルバドールの朝
【SALVADOR】2007/09/22公開製作国:スペイン/イギリス 監督:マヌエル・ウエルガ原作:フランセスク・エスクリバノ出演:ダニエル・ブリュール、トリスタン・ウヨア、レオナルド・スバラグリア、ホエル・ホアン ...続きを見る |
映画鑑賞★日記・・・ 2008/03/31 11:43 |
サルバドールの朝
salvador(2007/スペイン) 監督:マヌエル・ウエルガ 出演:ダニエル・ブリュール/トリスタン・ウヨア/レオナルド・スバラグリア/ホエル・ホアン/セルソ・ブガーリョ ...続きを見る |
小部屋日記 2008/04/11 12:54 |
「サルバドールの朝」(スペイン/イギリス 2006年)
1974年3月2日、フランコ支配末期のスペイン。 バルセロナ生まれのサルバドール・プッチ・アンティックは 政治犯として処刑された。 ...続きを見る |
三毛猫《sannkeneko》の飼い主の... 2008/04/19 21:35 |
サルバドールの朝
『もっと、生きたい。』 コチラの「サルバドールの朝」は、1970年代初頭フランコ独裁政権末期のスペインで完璧な自由を求め、25歳の若さで不当な判決により、バルセロナ・モデロ刑務所で1974年3月2日午前9時40分、鉄環絞首刑<ガローテ>という残虐な方法で処刑された... ...続きを見る |
☆彡映画鑑賞日記☆彡 2008/07/02 20:33 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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こんにちわ。 |
となひょう URL 2007/10/28 19:00 |
となひょうさん、コメントありがとうございます。 |
CINECHAN 2007/10/30 00:41 |
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