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225「GROW 愚郎」(日本) 村上敦、17歳。家庭では酒乱の父親に日々悩み、学校ではクラスメイトの滑川たちにいじめられ、友達のいない彼にとって話せるのはパソコンの中の掲示板だけ。もう生きている意味がないと、ある廃墟で自殺を図ろうとするが、突然長ランを着込んだ三人組が現れる。泰三、鉄治、淳一の3人はどう見てもオッサンにしか見えないが、義理に厚く、不思議と温かい。この3人と仲良くなった敦は、彼らがたむろする廃墟へと日々通う。初めて友人と呼べる仲間ができた敦は3人の助言により、男らしく変わろうとする。 さらに逃げ足の速さに目を付けた陸上部顧問によって無理やり陸上部へ入部させられた敦は、はじめて自分の居場所を見つけ、自分の力で一歩を踏み出すことを決心するのだった。 全くのヘタレ高校生の敦が不思議な3人組に出会い、自分を変えていくという成長と友情の物語。作品の質は全く違うが、似ているストーリーとしたら 「アンジェラ」 かな。他にも似たようなストーリーはあるだろうが、長ラン3人組の秘密から言えば、「アンジェラ」が近いか。 ストーリーはベタなのだが、長ラン3人組と敦を交えた喋り、掛け合いが非常に面白い。舞台は大阪のある街ということで、まるで漫才のような喋りである。当然台詞は関西弁だが、出演者のほとんどは関西弁に違和感なく、皆関西出身なのか? と思わせる。 笑いだけでなく、これもベタな展開だが、ちょっとジーンとくるシーンがある。敦が3人の秘密を知ったシーン。そしてクライマックスと呼べる5000メートル走。この5000メートル走は冷静に見れば、あの状態で走らせるのは教師と周囲の責任問題も出そうだが、そんなことを考えてしまったら感動できないな。 アホな笑いとトーク。そしてベタな感動。こういうのを軽く楽しみたかったら観てもいいのではないだろうか。 エンド・ロールの後にも映像があるが、これも笑いが効いている。 ![]() ![]() /5監督:榊英雄 出演:桐谷健太、寺島進、木下ほうか、菅田俊、中村映里子、三上真史、田辺みさき 倉科カナ、遠藤憲一、深浦加奈子、板尾創路、渡辺裕之、五十嵐康陽、中江翼 於:渋谷Q−AXシネマ |
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