CINECHANの映画感想

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 愛が平和を作る

<<   作成日時 : 2007/06/02 03:11   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 13 / コメント 0

139「パッチギ! LOVE&PEACE」(日本)
 1974年、アンソンは筋ジストロフィー症にかかった息子チャンスの治療のために家族で京都から東京へと移り住む。
 ある夜駅のホームでアンソンは因縁のライバル近藤と遭遇し、大乱闘になるが国鉄職員の佐藤に間一髪のところを助けられる。その争いが原因で佐藤は国鉄をクビになるが、アンソンの家族とも親しくなり、妹のキョンジャへほのかな恋心も抱く。
 キョンジャはふとしたきっかけで芸能プロダクションからスカウトされ、狭い世界を飛び出したいという思いとチャンスの治療代を稼ぐため芸能界入りを決意する。芸能界に馴染めなかったキョンジャだが、彼女に手を差し伸べてくれたのは飾らない魅力を持った人気俳優野村だった。野村に惹かれていくキョンジャ。
 そんな中チャンスの病状は悪化していき、治療には莫大な費用がかかるという。アンソンは治療費を稼ぐため、無謀な計画を立てるが・・・

 前作「パッチギ!」は年代はやや上とはいえ、同じ京都を舞台とした高校生の物語ということで、かなり懐かしさを感じると共に共感するところもある作品ではあった。喧嘩の多い作品だったが、高校生ということでやり切れない気持ちを喧嘩で発散してしまうのは分かる気もする。
 本作では大乱闘シーンは冒頭と終盤だけであるが、ここで喧嘩をする意味合いというのはかなり違うのかもしれない。個人的には喧嘩のシーンなんて必要のないものだった気もする。

 ストーリーはキョンジャの恋、病気の息子チャンスのために突っ走るアンソン。そして戦中のアンソンとキョンジャの父親の若い頃のエピソードが同時に綴られていく。これが最後に集約されていく展開は1作目と同じだが、ちょっと1作目ほどの盛り上がりがなかった印象。それでもキョンジャのスピーチには涙腺が緩んでしまうが。
 途中途中に挿し込まれる笑いのシーンも、前作ほど随所で笑えるという感じではなかった。

 キョンジャが主演する作品が「太平洋のカミカゼ」という特攻物の話。これってやっぱり例の作品を意識したものなのか?

 愛する者のために取る行動。時代によっては許されざる行為として映るものもあるが、やはり今の時代は、愛する者のために生き、争いなど起こさない平和な時代になることを望む。人種は違えど平和の対する気持ちは同じだということだろう。

 藤井隆演じる元国鉄職員佐藤。ちょっと朴訥すぎて、今ひとつの印象。あまりうまくストーリーに絡んでいない感じがする。
 西島秀俊演じる俳優野村は、鑑賞前からの印象とは違った感じの役柄。

/5

監督:井筒和幸
出演:井坂俊哉、西島秀俊、中村ゆり、藤井隆、風間杜夫、キムラ緑子、手塚理美、でんでん
    キム・ウンス、米倉斉加年、村田雄浩、梶谷健太、ラサール石井、杉本哲太、麿赤兒
於:シネ・リーブル池袋 

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(13件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
「パッチギ! LOVE&PEACE」:兜町バス停付近の会話
{/kaeru_en4/}東京証券証券取引所かあ・・・。 {/hiyo_en2/}戦後日本経済の心臓部ね。 {/kaeru_en4/}でも、日本の高度成長の中で取り残されてきた人々もいるんだぜ。 {/hiyo_en2/}例えば? {/kaeru_en4/}例えば、在日朝鮮人の人々とか。 {/hiyo_en2/}井筒和幸監督の「パッチギ!」に出てきたような人たち? {/kaeru_en4/}ああ、朝鮮人少女と日本人高校生の愛を描いた「パッチギ!」。あの続編が「パッチギ!LOVE&PEACE」だ。... ...続きを見る
【映画がはねたら、都バスに乗って】
2007/06/02 10:50
パッチギ! LOVE & PEACE
前作ほどのインパクトはなくても, 確かな家族愛は,気持ち良い後味を残す。 ...続きを見る
Akira's VOICE
2007/06/02 12:48
パッチギ! LOVE&PEACE/井坂俊哉、中村ゆり
前作が素晴らしかっただけに井筒監督のプレッシャーもかなりのものだったんじゃないのかな?でも日頃、人の作品を辛口トークでぶった斬ってる方だけにきっと何かやってくれるんじゃないかとても楽しみにしてました。前作は日本人の高校生の目線で在日朝鮮人の社会を描いてい.... ...続きを見る
カノンな日々
2007/06/02 18:04
「パッチギ! LOVE&PEACE」
「パッチギ! LOVE&PEACE」ユナイテッドシネマ豊洲SC1で鑑賞 ???!(オープニングのタイトル画面にちゃんと書いてありました。) ...続きを見る
てんびんthe LIFE
2007/06/02 22:09
映画「パッチギ!LOVE&PEACE」
LOVE&PEACEになっても、結局始まりは暴力シーンなんだよねぇ・・アリランもいいけど、前作での&quot;イムジン河&quot;がとっても良かっただけに熱唱なくて残念・・ ...続きを見る
茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行...
2007/06/03 12:09
【2007-69】パッチギ! LOVE&PEACE(ラブ&ピース)
生きぬくんだ、 どんなことがあっても。 ...続きを見る
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!...
2007/06/03 15:46
あの素晴らしいパッチギをもう一度w『パッチギ!LOVE & PEACE』
舞台挨拶に行けなかった映画って、基本的にレンタル待ちか最悪見ないんだけど、これは観た(爆)乱闘のシーンのエキストラ、徹夜じゃなかったら参加したかも(笑)『パッチギ!LOVE &amp; PEACE』チェック:大ヒット作『パッチギ!』のキャストを一新し、さらにパワーアップ.... ...続きを見る
|あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο
2007/06/03 22:51
「パッチギ!LOVE & PEACE」またパッチギですか!
「パッチギ!LOVE & PEACE」★★★ 井坂俊哉 西島秀俊 中村ゆり 藤井隆 出演 井筒和幸 監督、127分 ...続きを見る
soramove
2007/06/09 22:48
【パッチギ!LOVE & PEACE】
いやぁ、いきなりのぶちかましでしたねぇ [:パンチ:] やっぱり、期待どおりでした [:イヒヒ:] ...続きを見る
じゅずじの旦那
2007/06/11 14:56
パッチギ! LOVE&PEACE
ちょっと微妙だなぁ〜。まぁ、面白かったけど… ...続きを見る
八ちゃんの日常空間
2007/06/20 11:09
パッチギ!LOVE&PEACE 井筒和幸監督作品
前作「パッチギ!」から2年、ついに待望の第二章が! &nbsp; 実は前作の「パッチギ!」は未見です。キャストがほとんど変わっているんですね。舞台は、1968年の京都から、74年の東京へと移ります。主人公アンソン(井坂俊哉)の父親の代のエピソードを交えながら三代にわたって受け継がれていく家族の絆が描かれています。 1974年、アンソンは、病にかかった息子チャンスの治療のため、京都から東京に移り住む。妹キョンジャ(中村ゆり)は焼肉店でバイトをしていた。その時偶然芸能プロダクションのスカウトを... ...続きを見る
銅版画制作の日々
2007/06/22 16:11
パッチギ! LOVE & PEACE−(映画:2007年80本目)−
監督:井筒和幸 出演:井坂俊哉、中村ゆり、今井悠貴、藤井隆、清水優、でんでん、西島秀俊、手塚理美、風間杜夫 ...続きを見る
デコ親父はいつも減量中
2007/07/21 12:00
mini review 07078「パッチギ! LOVE&PEACE」★★☆☆☆☆☆☆☆☆
解説: 大ヒット作『パッチギ!』のキャストを一新し、さらにパワーアップした、涙と笑いの感動作第二弾。今回は舞台を京都から東京に移し、三世代に渡り受け継がれる壮大な家族史と命の輝きを描く。2200人を超えるオーディションで見事主役に抜てきされた『GO』の井坂俊哉と『さくらん』の中村ゆりが、前回の俳優たちに負けない熱演をみせる。井筒監督が自身の前作を超えると豪語する熱い人間ドラマに胸が締め付けられる。 [ もっと詳しく ] (シネマトゥデイ) ...続きを見る
サーカスな日々
2007/11/06 13:53

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文