CINECHANの映画感想

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<<   作成日時 : 2007/04/16 00:44   >>

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94「鉄人28号 白昼の残月」(日本)
 太平洋戦争が終結して10年。日本は力強い復興を続けていた。東京で活躍してた少年探偵・金田正太郎と鉄人28号。そんな彼らの前に現れたのが、戦争で行方不明となっていた同姓同名の義兄ショウタロウだった。金田博士に戦争の兵器・鉄人の操縦士として訓練されたが、一度も実戦に出ることなく終戦後も彷徨っていた男。ショウタロウは正太郎に鉄人の操縦を伝授する。
 時を同じくして、東京の随所に廃墟弾≠ネる最終兵器が埋葬されている事実が発覚する。2人のショウタロウは協力して回収にあたるが、正太郎の命を狙う復員兵が現れる。その名は残月=B
 鉄人と廃墟弾、アメリカ財団の怪しい動き。それらが全て繋がった時、驚愕の事実が明かさせる。

 2年前に実写版の「鉄人28号」があったが、今回はアニメでの登場。TVのアニメは観たことはあるが、実写版とも違っていたのは、舞台となっている年代だろう。ちょうど原作が描かれた昭和30年代初頭を舞台としている。今川監督の「鉄人28号」はTV版もあったらしく、そちらも設定は昭和30年代らしい。TV版を観ていないので、今回の時代設定は新鮮な感じがした。
 画的にはリアルな30年代の東京は描かれていない。建設中の東京タワーの画はあるが、街並みはリアルなものではない。しかし、戦後の傷跡がまだ残る日本はリアルに描かれていると思う。
 
 ストーリー自体は、「鉄人ありき」で始まる。そこからの意外な展開、戦争という癒えぬ傷を負った人々という少し掘り下げた内容となっており、鉄人と正太郎の繋がりを特に描いたというものでもない。鉄人がガンガンと活躍する話でもない。レイト・ショー上映も行われるとおり、大人向けの作品となっている。
 アニメ技術についてはそんなに詳しくないが、それ程リアルな描写ではないし、人々が逃げるシーンは昔懐かし、同じ画の繰り返しであったりする。
 懐古的なものでもなく、どちらかと言えば、未来に希望を見い出そうとする作品だろう。それは今の世のこととも言えるかも知れない。

 主題歌は耳に馴染んだあの曲が使われている。
 そう言えば、エンドロールのクレジットは、縦書きで左から右へ流れるもの。 「さくらん」 でも同じ方法が採られており、時代物の作品ということを印象付けていたのかな。

/5


監督:今川泰宏
声の出演:くまいもとこ、粟野史浩、稲葉実、牛山茂
       石塚理恵、岩本規夫、幹本雄之、鈴木弘子
於:新宿武蔵野館

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【2007-番外6】鉄人28号 白昼の残月
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ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!...
2007/10/08 21:19

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