CINECHANの映画感想

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<<   作成日時 : 2007/02/26 00:44   >>

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48「墨攻(ぼっこう)」(中国・日本・香港・韓国)
 中国春秋戦国時代。荒れ狂う戦乱の世に侵略を否定し、攻撃せずに守り抜く非攻≠掲げる墨家という集団がいた。
 大国・趙の攻撃を受けようとしていた小国・梁は墨家に援軍を求める。しかしやって来たのは天才戦術家・革離(かくり)ただ一人。趙に対し、和平を求める声が挙がる中、和平によっても真の自由は得られない。自らが守り抜いてこそ真の自由が得られる、と説く革離。梁王の決断により趙と戦うことにした梁国と革離。しかし、趙は猛将・巷淹中(こうえんちゅう)が率いる10万の兵力。絶対的な不利な状況の中、次々と襲い来る趙の猛攻を革離は秘策で凌いでいくが。

 日本のコミックスを中国、韓国、日本の3カ国により映画化された作品。コミックスの存在は全く知らなかった。

 墨家は世界史の授業ではさらりと触れられた気はするが、どのような教えを説いたのかは憶えていない。非攻≠竍兼愛≠ネどを説いた集団らしく、この作品では、大国・趙に侵略されんとしている小国・梁を革離という一人の墨家が守ろうとする。大人数の趙の攻撃に対し、少人数の梁がどんな知略をもって対抗するのか、それが見ものであると考えていた。

 確かに主ストーリーは趙対梁なのだが、後半には梁国内でも様々な思惑、疑念が湧き上がり、必ずしもその構図ではなくなる。

 革離はただ戦術の大家というだけでなく、人として、墨家としての考えというものに悩んでいく。そして愛≠ニいうものについても考える。
 最後に革離がとった行動は兼愛≠ニいうだけでなく、ただ一人愛する人を守るためにとった行動のように感じた。

 アンディ・ラウが演じた革離もいいのだが、個人的には弓隊の隊長を命じられた子団のクールな感じが好きである。

 小が大を倒すというような爽快感が感じられる作品ではなく、どちらかと言えば、人間の愚かさや傲慢などを感じさせる作品で、個人的にはもう少し爽快感が欲しかった。

 「守った者の信頼を得られないのであれば、負けです」

/5

監督:ジェイコブ・チャン
出演:アンディ・ラウ、アン・ソンギ、ワン・チーウェン
    ファン・ビンビン、ウー・チーロン、チェ・シウォン
於:丸の内ピカデリー

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ひらりん的映画ブログ
2007/02/27 01:27
墨攻
攻める手を止めてこそ,安らぎが生まれる! ...続きを見る
Akira's VOICE
2007/02/27 10:24
墨攻/アンディ・ラウ、アン・ソンギ
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カノンな日々
2007/02/27 10:33
「墨攻」
「墨攻」東京厚生年金会館で鑑賞 ...続きを見る
てんびんthe LIFE
2007/02/27 21:58
墨攻 07050
墨攻 2006年   ジェイコブ・C・L・チャン 監督  川井憲次 音楽  酒見賢一 原作アンディー・ラウ 劉徳華 アン・ソンギ ワン・チーウェン ファン・ピンピン チェ・シウォン 日・中・韓 合作なのね。 原作知らないし、人気コミックというのも読んでないし.... ...続きを見る
猫姫じゃ
2007/02/27 23:05
墨攻
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八ちゃんの日常空間
2007/02/28 06:32
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映画通の部屋
2007/03/03 21:12
「墨攻」 映画の作りまで「墨守」しなくても・・・
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はらやんの映画徒然草
2007/03/04 08:31
墨攻−(映画:2007年29本目)−
監督:ジェイコブ・C・L・チャン 原作:酒見賢一 出演:アンディー・ラウ、アン・ソンギ、ワン・チーウェン、ファン・ピンピン、チェ・シウォン ...続きを見る
デコ親父はいつも減量中
2007/03/04 11:07
「墨攻」
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2008/05/31 21:07

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは、CINECHANさん。
じぶんは墨家の存在すら知りませんでしたよ。当然マンガの方も未読。
もぅ歴史はダメダメですわ。
と言うことで、もうちょっと詳しく墨家のこと説明して欲しかったなぁ。
もじゃ
URL
2007/02/26 15:20
もじゃさん、いらっしゃいませ。
私もコミックスは未読ですが、墨家は世界史の授業で聞いた記憶があります。私も歴史はそれ程通じてませんが、これは何となく。
確かに墨家のことはそれ程説明されてませんでしたね。一応革離の台詞で説明してたような気もしますが、そこには彼自身の考えもありましたから。
CINECHAN
2007/02/27 00:45
こんばんは!
え?え?あたしの方が、先に見たの??やったぁ!!
この映画では、墨家思想は、あまり関係なかったと思います。で、
革離は、正式派遣じゃなくって、自分で勝手に来た、戦闘未経験の若造でしたね。だから頃、あそこまで悩むのですが、原作とは、かなり違うストーリーだったようです。
ま、エキストラも多いし、迫力あったと思います。
猫姫少佐現品限り
URL
2007/02/27 23:10
猫姫少佐現品限り殿、いらっしゃいませ。
なかなかあの人数は迫力ありましたね。戦闘シーンも迫力はあったし。
でも何となく爽快感がなかったなぁ。思っていた話と違ったところもあったからかな。
CINECHAN
2007/02/28 01:20
こちらにもー。
なーんか惜しい感じでしたよね。尺も長く感じてしまいましたゎ。
合戦シーンは、それなりに迫力はありましたけどね。何かが足りなかったな。

>弓隊の隊長を命じられた子団のクールな感じ

そうですね、脇もなかなか魅力的でした。
私は、アン・ソンギにノックアウトされました〜☆
隣の評論家
URL
2007/03/03 21:15
隣の評論家さん、いらっしゃいませ。
アン・ソンギ、意外といい男の役でしたよね。
完全な敵役という感じじゃなかったところが、物語の明確さを見せられなかった一つの要因かな? 本当の敵は他にいましたからね。かれをスパッと倒していれば、また違う印象だったかも。
まあ革離の心情を映し出す作品だったということで。
CINECHAN
2007/03/04 01:02
こんにちわ。
≫最後に革離がとった行動は兼愛≠ニいうだけでなく、ただ一人愛する人を守るためにとった行動のように感じた

そうそう。あの恋愛描写は果たして必要だったのでしょうか?

私は、この作品を壮大なスペクタクルアクションかと思っていたので、あまりの印象の違いに戸惑ったほどです。
反戦映画なんでしょうか・・・・メッセージ性が強かったなあと思いました。
睦月
2007/03/07 09:53
睦月さん、コメントありがとうございます。
序盤の方はまだ良かったかなぁ。これか攻めてくる趙に対し、革離が色々策略を巡らすところ。後半からは話は変わっていきましたね。
う〜ん、一種の反戦映画なのかな? アジアの映画らしいですけどね。
CINECHAN
2007/03/08 00:40

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