CINECHANが観た映画について

アクセスカウンタ

zoom RSS 38「となり町戦争」(日本)

<<   作成日時 : 2007/02/16 00:46   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 16 / コメント 2

これが私の業務ですから
 舞坂町に住むサラリーマン北原はのんびりとした日々を過ごしていた。ある時舞坂町広報誌で「となり町の森見町と戦争を始めます」という記事を見つける。しかし翌日の町はいつもののんびりとした雰囲気だった。
 ある日対森見町戦争推進室の香西という女性から連絡を受け、偵察業務に就くことを依頼される。何のことかわからぬまま依頼を受ける北原。
 戦時であるにも関わらず、町は平穏。唯一それとわかるのは日々のニュースで発表される戦死者の数だけ。
 やがて北原に新たな辞令が下される。敵地森見町での潜入偵察。香西と結婚し、夫婦として森見町のアパートに住むこととなった。

 世界で日々行われている戦争、それに対する受け止め方なんて、この作品で主人公が感じているのと同じようなものなのではないか? すぐ近くで、この作品では住んでいる町が戦争を行っているが、平穏な雰囲気に戦争の実感がない。日々、新聞やテレビで報道されるものだけで感じる戦争。
 しかし、その戦争の危険が自分の身に迫ってくる恐怖。

 この作品、戦争と言いながら、戦っているシーンはほとんどない。観ている方も本当に戦争をやっているのかわからない。
 実感の無い戦争に巻き込まれていく北原に、少しコミカルな感じを受けさせる。舞坂町役場の役人たちでさえどこかコミカル。

 しかし、後半は北原の身に迫る危険と相俟って、シリアスに展開していく。

 町の業務なら何をやっても許されるのか? 男と女の関係も業務なのか?

 時代、舞台は架空の設定だが、その町並みは現実の世界。考えてみれば、ブラックな、怖い作品である。

/5

監督:渡辺謙作
出演:江口洋介、原田知世、瑛太、菅田俊、飯田孝男
    小林麻子、柴本幸、余貴美子、岩松了
於:新宿ガーデンシネマ
となり町戦争 [DVD]
角川エンタテインメント
2007-09-28

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(16件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
となり町戦争/江口洋介、原田知世
オープン当初からこの109シネマ川崎に来てるけどこんなに混んでるのは初めて。そーいえばここで舞台挨拶見るのも初めてだったかも。それにしても凄くいい席とれちゃった。映画も見やすいし登壇者との目線の高さが同じでさらにセンターポジション。舞台挨拶は何度も観てきまし... ...続きを見る
カノンな日々
2007/02/16 10:17
となり町戦争(映画館)
今、一線を越える! ...続きを見る
ひるめし。
2007/02/18 13:44
【2007-23】となり町戦争
舞坂町はとなり町の森見町と戦争を始めます。開戦5月7日。終戦予定は8月31日・・・ ...続きを見る
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!...
2007/02/18 17:16
となり町戦争@新宿ガーデンシネマ
町という小規模単位で密着させて戦争は絵空事、対岸の火事ではないとでも言いたげだった。東京からの転勤先はテレビで四国アイランドリーグを放送していることからおそらくその4県のどれか。主人公・北原の住む舞阪町がとなりの森見町と戦争を始めたことを、彼は地方広報紙の ...続きを見る
ソウウツおかげでFLASHBACK現象
2007/02/19 00:21
となり町戦争
期待値: 33%  同名の小説を映画化したシュールな作品。 江口洋介、原田知世、瑛太 出演作品 日本 ...続きを見る
週末映画!
2007/02/19 22:29
となり町戦争(@_@;)今、一線を越える!
面白いから恐くなる。サプライズ小説、完全映画化! 第17回小説すばる新人賞を受賞した三崎亜記の小説『となり町戦争』の映画化、先日MOVX京都にて鑑賞しました。この選考会で物議を醸し、多くの作家や評論家から、絶賛された衝撃作らしい。そんなことも、知らず・・・・。観に行った私です。 舞台は舞坂町という、のんびりした田舎町。ツーリストで働く北原修路(江口洋介)の元に、電話 相手は舞坂町職員香西(原田知世)からで、となり町・森見町と戦争を始めるので、偵察業務について欲しいという。後日北原の元に届いた... ...続きを見る
銅版画制作の日々
2007/02/24 21:03
となり町戦争
のどかな地方都市舞坂町で旅行会社に勤める北原(江口洋介)は、ある日、突然舞坂町ととなり町の森見町が戦争を始めたことを知る。だがその後も表立った変化は見られず、彼も相変わらずの日々を過ごしていた・・・ とまどいつつも核心部分をつかめないまま明確に自己主張することもなく、戦争推進室の香西(原田知世)の示すレールの上を歩き始める北原は、知らず知らずのうちに戦争に加担していた。 ...続きを見る
to Heart
2007/02/25 13:16
[ となり町戦争 ]若者よ、傍観者でいいのか!
[ となり町戦争 ]を新宿ガーデンシネマで鑑賞。 ...続きを見る
アロハ坊主の日がな一日
2007/04/01 07:38
となり町戦争
ネットでいろいろ検索したら、 「観た」っていう人より、「読んだ」っていう人のほうが多いみたいですね。 原作読んでみようかな。 ...続きを見る
長谷川
2007/04/17 15:34
となり町戦争
 原作は「サプライズ小説」とのことですが、未読。県下で撮影があり、特別前売り(1200円)を買っていました。でも同じ予告編を(バージョン一つだけ)何度も見せられ、本編を見る前から食傷気味になっていて、最終週の最後の回にやっと見てきました。 ...続きを見る
明け方シネマ
2007/04/18 09:40
淡々とWAR 「となり町戦争」
江口洋介・原田知世主演「となり町戦争」をレンタル。 ...続きを見る
花小金井正幸の日々「絵描人デイズ」
2007/11/29 07:15
映画評「となり町戦争」
☆☆(4点/10点満点中) 2006年日本映画 監督・渡辺謙作 ネタバレあり ...続きを見る
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2009/02/08 15:47
映画『となり町戦争』(お薦め度★★)
監督、渡辺謙作。脚本、菊崎隆志、渡辺謙作。2006年日本。SF映画。出演、江口洋 ...続きを見る
erabu
2009/02/08 17:39
「となり町戦争」
これは原作が読んでみたくなりました ...続きを見る
心の栄養♪映画と英語のジョーク
2010/03/26 10:03
となり町戦争
うわあ、シュール!「舞坂町はとなり町・森見町と戦争を始めます。」 気付くと戦争がはじまっているんですが、全く持ってそうは見えないんです。「ちゃんと遂行されております、行政ですから」役所仕事を皮肉っているところがちょっと笑えますが全体に淡々とした雰囲気で、とぼけた味わいがありました いつの間にか始まっていた見えない戦争に巻き込まれた青年が、次第にその恐怖を実感していく姿を描いていく作品です。行政の公務員女性に原田知世さん、サラリーマン主人公に江口洋介さん。 まったく平和な町並み、でも戦死... ...続きを見る
いやいやえん
2010/06/06 11:40
となり町戦争
 『町対町、役所と住民、上司と部下、そして男と女 今、一線を越える!』  コチラの「となり町戦争」は、元市役所職員の三崎亜記のデビュー小説を映画化した戦争映画?かな?もちろんタイトルから分かるように、戦争映画って言ってもド派手などんぱちがあるワケでも、ア.... ...続きを見る
☆彡映画鑑賞日記☆彡
2010/06/13 20:10

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
コメント&TB失礼します。日本または日本人の戦争に対する風刺みたいなものを感じました。ちょっと消化不良でしたが^^; 原作を読んでませんが、ちょっと気になります。
現象
URL
2007/02/19 00:23
現象さん、コメントありがとうございます。
戦争に対する風刺はありましたね。
確かに後半シリアスになってからは、ちょっと物足りなさが逆に出ちゃったかな。
原作はかなり評判になったらしいですね。私は全然知りませんでしたが。
CINECHAN
2007/02/20 00:21

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
38「となり町戦争」(日本) CINECHANが観た映画について/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる