CINECHANが観た映画について

アクセスカウンタ

help RSS 281「王の男」(韓国)

<<   作成日時 : 2006/12/31 00:06   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 20 / コメント 5

宮邸内の欲望と陰謀
 16世紀初頭。芸人の王≠ニ名乗るチャンセンと美青年コンギルは漢陽の都にやって来て、時の王ヨン・サングンを題材とした芝居を行い、大人気を博す。しかし、身分の低い2人は王をからかったとして重臣たちに捕らえられる。チャンセンは王が笑えばからかったことにならない、と言い、王の前で芝居をすることに。果たして王は2人の芝居に大笑い。臣下の反対を押し切り、芸人たちを宮廷に住まわせることに。豪勢な食事など、今まで見たことがなかったようなものばかりの宮廷の生活。しかし、やがてチャンセンとコンギルは宮廷内の陰謀に巻き込まれることになる。

 王の前で王を題材とした芝居を行う。しかもその内容は王をちょっとからかったもの。それを王が笑わなかったら、チャンセンたちは死刑。この設定はなかなか面白いものである。ただ、これはこの作品のメインというわけではなく、話のとっかかりである。
 その後は芸人2人の運命を巻き込んだ宮廷内の陰謀、策略、愛憎劇が繰り広げられる。しかし、どうもその部分が散漫に感じる。重臣の目論見、王の妾であるノスクの嫉妬。様々な策略が張り巡らされるが、その部分に緊迫感が足りない。

 「宮邸女官チャングム」の主人公の父親をも殺したと言われる、史上最悪の暴君ヨン・サングン。彼の設定もよくわからない。既に暴君だったのか。この芸人たちとの関わりをもって暴君となっていったのか? 
 そしてコンギルとチャンセン。一応二人の間は純粋な友情ということでいいのかな? チャンセンのコンギルへの強すぎる思いは実は・・・

 この作品全体の着地地点がよく見えなかった。

 まるで女性のように美しい青年コンギル役のイ・ジュンギ。個人的には特別何も感じないが、劇中の芝居で京劇のようなものがあり、これはよく合ってるなという印象。

 予想外はヨン・サングン。暴君という設定だったが、2人の芝居を観た後の彼はちょっと面白かった。その点彼に1点。母親の件など彼にも苦悩があるのだが、人間ヨン・サングンの部分が、これまた上手く表されなかったようだ。

/5

監督:イ・ジュンイク
出演:カム・ウソン、チョン・ジニョン、カン・ソンヨン、イ・ジュンギ
於:シネスイッチ銀座
王の男 オリジナル・サウンドトラック(DVD付)
ポニーキャニオン
2006-12-20
サントラ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 王の男 オリジナル・サウンドトラック(DVD付) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(20件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
王の男:傾国の美男子イ・ジュンギ 恵比寿ガーデンシネマ
李氏朝鮮第10代国王暴君と謳われた燕山君(ヨンサングン)の時代。 幼馴染の芸人チャンセン(カム・ウソン)と女形のコンギル(イ・ジュンギ)は、田舎にいてもうだつがあがらない。都会に出て一旗あげようと漢陽にやってきた。 漢陽で知り合った芸人と一緒に興行し、そ.. ...続きを見る
気ままに映画日記☆
2006/12/31 01:26
映画「王の男」
英題:The King And The Clown 燕山君(ヨンサングン)という暴君な16世紀初頭の実在の王と、一座を逃げ出して漢陽の都にやってきた旅芸人というフィクション設定の、哀しみの愛憎物語 ...続きを見る
茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行...
2006/12/31 01:35
★「王の男」
「オープン・シーズン」に続いて、本日二本目。 なにせ、「109シネマズ」が年末まで、ポイント倍増セール中。 ちょっと得した気分なので、買い物ついでにレンチャンしました。 こちらは韓国で大ヒットした時代劇。 ...続きを見る
ひらりん的映画ブログ
2006/12/31 01:52
王の男/カム・ウソン、イ・ジュンギ
韓国ではあまり劇場に足を運ばないという高齢者層も呼び込んで大ヒットしたという作品。ワタシ的には韓国の時代劇や史劇は好印象があったので公開をとても楽しみにしてました。 ...続きを見る
カノンな日々
2006/12/31 12:53
王の男/カム・ウソン、イ・ジュンギ
韓国ではあまり劇場に足を運ばないという高齢者層も呼び込んで大ヒットしたという作品。ワタシ的には韓国の時代劇や史劇は好印象があったので公開をとても楽しみにしてました。 ...続きを見る
カノンな日々
2006/12/31 12:54
王の男
日曜日の2本目は「王の男」 16世紀初頭の韓国。旅芸人一座の花形、チャンセン(カ ...続きを見る
HIROMIC WORLD
2007/01/01 00:50
王の男
宮崎あおいとの共演が楽しみな、韓国一美男のイ・ジュンギ主演、…って、韓国一は、デュエリストのカン・ドンウォンじゃなかったの? ...続きを見る
八ちゃんの日常空間
2007/01/04 00:51
王の男
宮崎あおいとの共演が楽しみな、韓国一美男のイ・ジュンギ主演、…って、韓国一は、デュエリストのカン・ドンウォンじゃなかったの? ...続きを見る
八ちゃんの日常空間
2007/01/04 00:52
イ・ジュニク監督「王の男」
監督: イ・ジュニク 出演: カム・ウソン、イ・ジュンギ、チョン・ジニョン  ...続きを見る
詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)
2007/01/05 01:06
王の男
「王の男」 KING AND THE CLOWN/製作:2006年、韓国 122 ...続きを見る
映画通の部屋
2007/01/06 12:10
「王の男」
「王の男」ユナイテッドシネマ豊洲で鑑賞 ...続きを見る
てんびんthe LIFE
2007/01/08 01:17
王の男
●『王の男』2006年12月9日公開。映画チラシでみるとイ・ジュンギって女の子みたい。韓国では大ヒットしたみたい。イ・ジュンギは『日本は私の国、映画終えて行くつもり。親日派!好きだ』(人気になれたのは日本のおかげ の意味合い)と言ってしまい自国の.... ...続きを見る
映画鑑賞&グッズ探求記 映画チラシ
2007/01/25 02:03
「王の男」 ひとりの人間として見てもらえない息苦しさ
タイトルにある「王」とは朝鮮王朝第10代国王燕山君(ヨンサングン)のこと。 朝鮮 ...続きを見る
はらやんの映画徒然草
2007/01/28 14:47
mini review 07036「王の男」★★★★★☆☆☆☆☆
カテゴリ : ドラマ ...続きを見る
サーカスな日々
2007/03/25 08:32
王の男
 「イロモネア」より厳しい。w ...続きを見る
Akira's VOICE
2007/04/25 15:54
韓国ドラマ~威風堂々な彼女~(カン・ドンウォン出演)
威風堂々な彼女出演 カン・ドンウォン/ペ・ドゥナ全20話「オオカミの誘惑」などでお馴染みのカン・ドンウォンはこの韓国ドラマ「威風堂々な彼女」で俳優デビューしました☆共演には「リンダリンダ」などに出演していた、「個性ある新世代女優として注目を集めるペ・ドゥナやキム・ユミ、シン・ソンウがいます!韓国ドラマ「威風堂々な彼女」には、韓国ドラマに必要不可欠な要素「出生の秘密」「三角関係」が盛り込まれています。出生の秘密が狂わせた恋を描くラブストーリーであり、未婚母の痛快奮闘記でもありま... ...続きを見る
韓国ドラマLOVERS!
2007/04/29 17:05
王の男(DVD)
それより奥は、見てはならない。 ...続きを見る
ひるめし。
2007/08/05 14:40
王の男
 『それより奥は、見てはならない。』  コチラの「王の男」は、王が寵愛するモノを呼ぶときに使った呼び名「爾」と言う舞台劇の映画化で、韓国では1,300万人(国民の4人に1人)を動員したとされる12/9公開の映画なんですが、試写会で観てきちゃいましたぁ〜♪  韓国の... ...続きを見る
☆彡映画鑑賞日記☆彡
2007/12/28 23:30
『王の男』 王を笑わせた男
「王の男」って、どういう意味だろう? と思ってたら、そのまんまの意味でした(爆)。 ...続きを見る
*モナミ*
2008/01/29 20:50
映画評:王の男
チャンセンとコンギルは、旅の芸人だった。 チャンセンは綱渡り芸を得意とし、コンギルは女形芸人として、愛らしさと美貌を振り撒いていた。 だが、コンギルはあまりにも美しすぎる女形だった。 その日も演目の終わりに、一座の親方がコンギルを貴族に差し出そうとしていた。 チャンセンは親方に反発し、コンギルを連れて一座を逃げ出してしまう。 女性がうらやむ美貌のコンギル。相方のチャンセンは、蓬髪に髭面。実にわかりやすい組み合わせだ。 ...続きを見る
映画と写真のブログ
2009/03/12 15:35

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
こちらにもTB&コメントありがとうございました。
この作品の着地地点 
ねぇ〜 これを素晴らしく説明できませんけど、私は結構楽しめました。
暴君ヨンサングンは【暴君】という感じもしなかったですね。どちらかと言うと、弱々しい人間味が感じられた気がするかな。
そこは意図的だったように思います。
イ・ジュンギは、これから日本でブレイクするんでしょーかね。
個人的には、チャンセンを演じたカム・ウソンの過去の作品をチェックしてみたいです。『スパイダー・フォレスト』というの、ご覧になりましたか?
隣の評論家
URL
2007/01/06 12:26
隣の評論家さん、いらっしゃいませ。
そうですね。ヨン・サングンは暴君という感じはしませんでしたね。
このストーリーが元で、暴君になっていくというようなことかとも思ったんですが、そうでもないようでした。
カム・ウソンは「スパイダー・フォレスト」に出てた人でした? これ劇場で観ましたが、これまたよくわからない内容でしたよ(苦)。それよりもこれを観た時、客が私ともう一人しかいなくて、過去の劇場鑑賞最小人数でしたね。そのためこのタイトルは忘れないでしょう。
CINECHAN
2007/01/07 01:05
CINECHANさん、こんばんわ。
監督の意図するところはわかりませんが、私は、芸人であるが故に命を落とすかもしれない状況にあって、それでも生まれ変わったらやっぱり芸人になりたい、と言い切れる「芸人魂」、それが一番胸に響きました。
コンギルとチャンセンの関係も、相方同士の絆という理解で観てました。
HIROMIC WORLD
URL
2007/01/10 01:29
TBありがとう。
この映画では、サングンはすでにクーデターの手前ですから、暴君といえば、その限りを尽くしていた頃ですね。だいたい、宮廷史上初めて、キーセンを招き入れたのも、サングンです。
kimion20002000
URL
2007/03/31 01:15
kimion20002000さん、コメントありがとうございます。
すいません。キーセンなるものがちょっとわからないんですが、映画にも出てましたっけ?
確かにクーデタ直前の話のようでしたね。暴君の限りを尽くしていたのか。
CINECHAN
2007/03/31 11:34

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
281「王の男」(韓国) CINECHANが観た映画について/BIGLOBEウェブリブログ
[ ]