CINECHANの映画感想

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 253「地下鉄(メトロ)に乗って」(日本)

<<   作成日時 : 2006/11/25 10:49   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 16 / コメント 6

あの頃は、夢の向こうへと消えて
 横暴な父親といさかいを起こした兄が事故で亡くなる。父親に強い反感を抱く真次は絶縁し、小さな衣料メーカーで働いていた。時が経ち、父親が危篤だという連絡が弟から入る。奇しくもその日は兄の命日だった。複雑な想いで地下鉄からの階段を上る真次。目の前にはいつもと違う風景。それは兄の亡くなった昭和39年の東京の風景だった。
 その後何度もタイム・スリップをする真次。彼はそこで若き日の父の姿を見る。そして驚くべきことに自分の恋人のみち子までタイム・スリップしてその場にいた。

 地下鉄の階段を上れば、そこは昭和だった。また昭和の雰囲気を味あわせる作品なのかと思っていたが、そうでもなかった。真次は何度かタイム・スリップして若き日の父親の姿を見、父親を理解していくという話のようだ。そこに真次の恋人、みち子が絡む。彼女がタイム・スリップした理由は最後にわかるのだが、どうもあまりいい気分になるようなものでもなかったな。
「罪と罰」ということなのだろうが。

 鑑賞していると、どうしても気になって仕方がないことがあった。それは現在≠ェ何年という設定なのか? ということ。覚えている限りはっきりと何年とは言ってなかったような気がするが、雰囲気からするとやっぱり2006年。そうすると昭和39年に中学ぐらいだったなら、真次が50歳は越えているはず。みち子も40歳は越えている。そこがどうしても気になり、このストーリーに入り込めなかった要因となってしまった。

 タイム・スリップして昭和に戻る。そのことによって心を開く主人公。そういう設定は面白いのだが、それ程父親と心交わすシーンが描かれたとも思わないし、みち子の真実は後味悪い。泣くという作品でもなかった。

/5

監督:篠原哲雄
出演:堤真一、岡本綾、大沢たかお、常盤貴子、田中泯、笹野高史、北条隆博、吉行和子
於:丸の内ピカデリー

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(16件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
地下鉄(メトロ)に乗って
原作:浅田次郎 監督:篠原哲雄 出演:堤真一、岡本綾、常盤貴子、大沢たかお ...続きを見る
BLACK&WHITE
2006/11/25 16:34
地下鉄(メトロ)に乗って/堤真一、大沢たかお
地下鉄の出口をくぐれば、そこには昭和39年の街並みが・・・この設定からしてかなりそそられましたヨ。タイムスリップもの、浅田次郎の原作ということもあってかなり楽しみにしていた作品です。時間軸をずらすきっかけになるのが地下鉄というのは、「イルマーレ」の郵便受け.... ...続きを見る
カノンな日々
2006/11/25 18:15
真・映画日記『地下鉄に乗って』
10月25日(水) ...続きを見る
CHEAP THRILL
2006/11/25 18:20
地下鉄(メトロ)に乗って
本日の1本は「地下鉄(メトロ)に乗って」 原作は浅田次郎の同名小説。通勤帰りの地 ...続きを見る
HIROMIC WORLD
2006/11/25 20:40
地下鉄(メトロ)に乗って
浅田次郎の同名小説 を映画化した作品です。 ...続きを見る
日っ歩〜美味しいもの、映画、子育て......
2006/11/25 22:17
地下鉄(メトロ)に乗って
地下鉄に乗って [MOVIX亀有/SC4/モーニングショー] 公式サイト ...続きを見る
八ちゃんの日常空間
2006/11/25 22:32
「地下鉄(メトロ)に乗って」
「地下鉄(メトロ)に乗って」丸の内ピカデリー2で鑑賞 ...続きを見る
てんびんthe LIFE
2006/11/25 23:34
大沢たかおと広瀬香美が離婚
俳優の大沢たかお(38)とシンガー・ソングライターの広瀬香美(40)が協議離婚したことが27日、サンケイスポーツの取材で分かった。 ...続きを見る
流行通信★ハヤリものはコレだ!情報市場
2006/11/28 13:11
【劇場鑑賞115】地下鉄(メトロ)に乗って
あなたは、父になる前の父親を知ってますか? ...続きを見る
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!...
2006/12/03 23:37
バンパーを爆発させる方法。雪の日の出来事。
雪の日など、車、埋まっちゃいますね。なんとか動かそうと・・・。やっちゃた!10回ぐらい泣いた。 ...続きを見る
どーでも動画【youtube】
2006/12/10 19:10
地下鉄(メトロ)に乗って
映画DVDの地下鉄(メトロ)に乗ってを見た。出張中の暇つぶしに原作を読んでいたので、そのうちにと思っていながらようやくというところ。原作との違和感が無かったのは、多分、小説の段階で映画のシーンが帯になっていたし、役者も分かっていたから、読み進んでい... ...続きを見る
転職したくない窓際中年のリストラ対策
2007/03/25 02:11
mini review 07037「地下鉄(メトロ)に乗って」★★★★★☆☆☆☆☆
カテゴリ : ドラマ ...続きを見る
サーカスな日々
2007/03/27 14:49
地下鉄(メトロ)に乗って 07089
地下鉄(メトロ)に乗って 2006年   篠原哲雄 監督  浅田次郎 原作堤真一&nbsp; 岡本綾&nbsp; 常盤貴子&nbsp; 大沢たかお&nbsp; 田中泯&nbsp; 笹野高史&nbsp; 北条隆博&nbsp; 吉行和子 いやぁ、、、よくできたお話、、、 これって、原作そのままなんですか??... ...続きを見る
猫姫じゃ
2007/04/27 21:28
地下鉄(メトロ)に乗って−(映画:2007年76本目)−
原作:浅田次郎 監督:篠原哲雄 出演:堤真一、岡本綾、常盤貴子、大沢たかお ...続きを見る
デコ親父はいつも減量中
2007/07/12 03:35
地下鉄(メトロ)に乗って
 『いつもの地下鉄を降りると、そこは昭和39年の東京だった―。 あなたは、父になる前の父親を知っていますか? あなたが生まれる前の母親に会いたいですか?』  コチラの「地下鉄(メトロ)に乗って」は、地下鉄が繋ぐ現代と昭和、父親との確執を抱えた男性が、その.... ...続きを見る
☆彡映画鑑賞日記☆彡
2008/10/24 20:35
地下鉄(メトロ)に乗って
浅田次郎の同名小説を原作にした映画。監督は篠原哲雄、キャストは堤真一、岡本綾、常盤貴子、大沢たかお他。 <あらすじ> 絶縁状態の父親が倒れたという知らせを受けた日、小さな衣料品会社の営業マン・長谷部真次は、いつものようにスーツケースを転がしながら地下鉄で移動していた。そこに突然、亡き兄が姿を現す。兄の背中を追って地下通路を抜けると、そこは昭和39年の東京だった。ほどなくして真次は無事現在に戻ってくるが、後日、今度は恋人の軽部みち子も一緒に昭和21年に遡り、闇市でしたたかに生きる若き日の父・小... ...続きを見る
Yuhiの読書日記+α
2008/11/06 23:07

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
CINECHANさん、こんばんわ。
マーク2つってことは、イマイチだったようですね。
みち子のストーリーは、会社で大沢たかおのファンの友達に大沢たかおの話よりもまず先に伝えた話です。友達は私の話を聞きながら目頭を熱くしていました。夢の向こうへと消えていったのは「みち子」その人であったのでしょうね。
HIROMIC WORLD
URL
2006/11/25 21:57
HIROMIC WORLDさん、コメントありがとうございます。
設定は面白そうだったんですが、実際はそれ程入り込めなかったというか、どことなくコメディにありがちな展開だったような気がします。
真次と父親の心の交流シーンが少なかったような気がして、今ひとつでしたね。
みち子のエピソードは、ちょっと辛すぎるというか、もうちょっと違う展開にして欲しかった・・・
CINECHAN
2006/11/27 01:34
TBありがとう。
この場合の現代は、小説の書かれた1990年代半ばだと思いますが、地下鉄の意匠とか、携帯電話なんかは、まったくのいまであり、そのあたりにまごつかされることはありましたね。
kimion20002000
URL
2007/04/01 23:10
kimion20002000さん、コメントありがとうございます。
どうしても地下鉄、携帯などから正に現在という感じがするので、1990年頃と言われても、ちょっと納得し難いものがありましたね。
確か「東京メトロ」ってなっていたような・・・
CINECHAN
2007/04/02 23:52
こんばんは!いつもありがとうございます!
うちのブログに、よくコメ入れられましたね、、、
自分でも入れられないんです、、、
親子の心の交流、あたしは十分伝わりました。
年代が、全く気にならなかったから?かな??
猫姫少佐現品限り
URL
2007/04/27 21:35
猫姫少佐現品限り殿、いらっしゃいませ。
何かライブドア・ブログの人は怒ってますね。こちらからTBもうまく入らない時もあるみたいで。
親子の心の交流は多分良かったんでしょう。
私は年代が気になりすぎて、あまり入り込めなかったのかもしれません。
CINECHAN
2007/04/28 10:09

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文